安倍首相が議員連盟大会に出席し憲法改正に強い意欲を表明!高嶋ひでたけのあさラジ!

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5/2(火)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!④

憲法改正の動きに拍車がかかる
7:10~やじうまニュースネットワーク:コメンテーター富坂總(ジャーナリスト・拓殖大学教授)

「新しい憲法を制定する推進大会」であいさつする中曽根康弘元首相、(右)安倍晋三首相=20170501午後千代田区憲政記念館 写真提供:産経新聞社

「新しい憲法を制定する推進大会」であいさつする中曽根康弘元首相、(右)安倍晋三首相=20170501午後千代田区憲政記念館 写真提供:産経新聞社


憲法施行から70年 安倍総理大臣「必ずや歴史的な一歩を踏み出す」

安倍総理大臣は昨日、憲法改正を目指す議員連盟の大会に出席し、憲法改正に強い意欲を示しました。今年は憲法の施行から70年にあたり、安倍総理は大会で「この節目の年に必ずや歴史的な一歩を踏み出す」と強調しました。

高嶋)昨日憲政記念館で行われたようですが、中曽根さんが元気なのでびっくりしましたが。

森田)そうですね。安倍総理が参加したのは憲法改正を目指す超党派議員連盟の「新憲法制定議員同盟」の大会でして、現職の総理が大会に出席したのは初めてです。そしてその安倍総理、そして議連会長を務める、間もなく99歳になるという中曽根元総理の挨拶を聴いて下さい。

安倍総理大臣)憲法改正という大きな目標に向かって、この節目の年に必ずや歴史的な一歩を踏み出す。

中曽根元首相)我々は社会現象を憲法に集約し、日本の新たな未来を切り開いていかなければなりません。

森田)今衆参両院では憲法改正の勢力、発議に必要な3分の2以上の議席を占めているのですが、国会の憲法審査会で憲法改正の項目の絞り込みの議論が進んでおりません。
自民党は大災害のときに衆議院の議員の延長を認める「緊急事態条項」の新設などを優先的に議論したいということなのですが、公明党の中に特に参院議員の山口代表などは慎重論なので与党内でも割れているのですね。


憲法9条と改めて向き合う必要性

高嶋)あの第9条が絡んでくると国民もちょっと腰砕けになるのですね。憲法を変えるということについて。憲法を変えるということについては賛成だけど、9条というのが入ってくると「いやちょっと待って……」みたいな、こんな気配が。

富坂)そうですね。だから総論と各論で全然違うということですよね。自由民主党はそもそも改憲政党なので、目的がね、そういうことを言うのは分かりますし。
私は何が何でも憲法を変えるべきだとは全く思わないのですけども、要するに9条が絡んでくると、9条というのは押し付けられたものだからね。「そんなものを外国から押し付けられて……」みたいな、ホイットニー准将とかケーディス大佐とか、いろいろ出て来るのですけど、アメリカに押し付けられたものだからという言い方でそれを排除するというのは、私は戦争に対する責任としてあまりにも軽いかなという風に思うのですよね。
というのは、やはりあれだけの災禍を作り出したということは間違い無いことで、それに対して例えばヨーロッパは昔から第一次世界大戦が酷かったから国際連盟を作ってみようとか、なにか災禍の後にそれを一歩進歩させるような何かを生み出してきたわけですよね。
我々も初めてそこで第二次世界大戦で大きなプレイヤーになって、酷いことを作り出した、ひとつのプレイヤーですからね。

高嶋)はっきり言えば、日本はこの憲法があったお陰で経済的に大発展した訳ですよね。今朝鮮半島も安定しませんけども、あの朝鮮戦争の頃から景気がガーッと良くなってね、良い立場になって大発展をして。だからまあ、“安保タダ乗り論”みたいなとか、何だかんだ言われちゃって。どの辺から手を付けていくのか。

高嶋ひでたけのあさラジ!
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 6:00~8:00

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