GSOMIA、23日に失効~あくまで面子を重視する韓国

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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(11月20日放送)にジャーナリストの佐々木俊尚が出演。11月23日で期限が切れる日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)について解説した。

鄭景斗-Wikipediaより

河野防衛大臣、タイバンコクで韓国国防相と複数回接触か

日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の失効期限が11月23日、今週土曜日に迫るなか、韓国の複数のメディアは河野防衛大臣と韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相がタイのバンコクで18日、非公式に複数回接触していたと伝えた。韓国国防省の当局者の話として伝えている。

飯田)ASEAN拡大国防相会議が開かれたバンコクで、中国と向き合う民主主義国家の2つが角を突き合わせたという状況です。

佐々木)日本側はGSOMIAがなくなっても、安全保障的には困りません。日米韓の軍事同盟的な枠組みが消滅すると、日本は直接、北朝鮮や中国と向き合わなければならなくなるので、何とかしようとしているのです。韓国側は、どちらかというと面子ですかね。韓国側はGSOMIAを破棄すると、軍事衛星を持っているのは日本なので、情報がなくなるため困ります。文在寅大統領は例の輸出管理について、フッ素の問題を撤回すれば応じると言っているのですが、日本側としては輸出管理強化を撤廃するロジックはありません。

飯田)安全保障上の懸念があるということで、そこを変えてくれないと。

日米韓防衛相会談を前に手をつなぐ(左から)韓国の鄭景斗国防相、マーク・エスパー米国防長官、河野太郎防衛相=2019年11月17日、タイ・バンコク[代表撮影] 写真提供:時事通信

ロジックを重視する日本と面子優先を取り下げない韓国

佐々木)もちろんGSOMIAをなくしたくない、日米韓の軍事的な枠組みは残したい。でも輸出管理強化をなくす必要はないというロジックのなかで、日本は動きようがありません。韓国は面子がということで、後退しないのであれば、これは終わるしかないと思います。日本としてはロジックがあれば対応できると思いますが、ないところに対応しようがないですよね。

飯田)結局ロジックを重視する日本と、面子や感情が論理を超越してしまう韓国というような。

佐々木)儒教国家ですからね。

飯田)そうすると、このまま正面衝突に行くのか。

佐々木)アメリカは相当プレッシャーを与えていて、とにかくGSOMIAをなくすなと言い続けています。この状況だと仕方ないですね。

飯田浩司のOK! Cozy up!
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