力士になりたい人が必ず受ける「新弟子検査」とは?

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力士になりたい人が必ず受ける「新弟子検査」とは?

ニッポン放送「鈴木杏樹のいってらっしゃい」

力士になるには

プロと呼ばれる力士は全員、『日本相撲協会』に所属しています。
そして必ず『〇〇部屋』と呼ばれる『相撲部屋』に所属しなければなりません。
相撲部屋は現在『45』あります。力士の数は全部で約700人です。

いくつかの条件がある

力士になるには、相撲部屋の親方からスカウトされるケースと、自分から相撲部屋に入門を志願するケースがあります。その場合、どちらもいくつか条件があります。

年齢制限をクリアする

例えば『年齢』。“中学卒業以上、23歳未満”です。
但し、日本相撲協会が指定したアマチュアの大会でいい成績を挙げた場合、“25歳未満”まで認められます。

新弟子検査に合格する

さらに『新弟子検査』に合格する必要があります。
検査項目は『身長』『体重』『健康診断』で、身長は“167cm以上”、体重は“67キロ以上”の基準をクリアする必要があります。
『新弟子検査』に合格して、ようやく力士として認められます。

力士になったら

『番付』の名前

名前が載る条件

力士になると本場所で、新弟子同士で相撲を取る『前相撲』を行います。
そして次の本場所から、『番付』に自分の名前が載ります。

名前の付け方

その場合、『本名の名字』の力士もいれば、『四股名(しこ名)』と呼ばれる“相撲の世界での名前”の力士もいます。
多くの力士の場合、最初は『本名』ですが、強くなって番付が上がったときに、師匠である親方から『しこ名』を付けてもらいます。

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい

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