「しらす」って“カタクチイワシの稚魚”のこと!? 【鈴木杏樹のいってらっしゃい】

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『しらす』とは

一般的にはマイワシやカタクチイワシの稚魚のこと

朝ごはんの時、『シラス』を頂いた方、いらっしゃるかも知れませんが一般的に『シラス』とは“マイワシやカタクチイワシの稚魚”のことです。

『体が無色透明で、白い稚魚』の総称

“一般的”と言いましたのは、ウナギやアユ、ニシン、スズキの仲間のイカナゴなど“体が無色透明で、白い稚魚”の総称が『シラス』だからです。漢字では“白子”と書きます。

それでも特に“カタクチイワシの稚魚”のことを、一般的に『シラス』と呼んでいるそうです。
そんな『シラス』、“カタクチイワシの稚魚”の生態の研究が世界中で行われています。
日本でも長年の研究の結果、1960年代までは謎とされていた生態が少しずつ明らかになってきたそうです。

『釜揚げしらす』『しらす干し』『ちりめんじゃこ』の違い

『シラス』をサッ!と塩ゆでしたものが『釜揚げしらす』です。
『釜揚げしらす』を“半干し”、半分乾燥させた状態のものを『しらす干し』、アメ色になるまで干したものを『ちりめん』とか『ちりめんじゃこ』と呼びます。『しらす干し』と『ちりめん』は、干し方の度合いが違います。

『たたみいわし』『田作り』『ごまめ』もシラス

『シラス』を生のまま、あるいはゆでてから干して海苔のような形に乾燥させたものが『たたみいわし』です。
さらに『シラス』をゆでずに、そのまま干したものがお正月のおせち料理でおなじみの『田作り』、『ごまめ』です。
『田作り』、『ごまめ』はシラスだったんですネ!

(2016/10/6放送分より)

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