ビートたけしが語るラジオの魅力「想像力を使う媒体。意外に優れている」

7月15日、ビートたけしがニッポン放送開局記念日スペシャル「おかげさまで65周年”あなたとROCK&GO”」で、ラジオというメディアの魅力について語った。

2018年12月10日放送の特別番組「ビートたけしのオールナイトニッポンPremium」の収録時の写真

1981年1月1日から1990年12月27年まで「オールナイトニッポン」のパーソナリティを務めたたけしは、当時スタジオで目の前に座った構成作家・高田文夫との阿吽の呼吸について語ったり、出演した映画「戦場のメリークリスマス」が「カンヌ国際映画祭」で受賞を逃したときに2時間愚痴をこぼしているだけになったことや、鍵をかけられて入れなくなったスタジオで「北海道の女」がしゃべっていたことなど、様々なエピソードを振り返った。

そして、「ラジオって言うのはテレビと違って、もうちょっと想像力を使う媒体なんで、テレビばっかり見てるよりはラジオの放送を聞くといろいろ想像できたり考えられるから、意外に優れてるのかなと思う」と、ラジオの魅力について言及した。

「ラジオっていうのは 想像力を使わせる媒体なんで。テレビはしゃべったヤツの表情まで見えたものが現実だから、ツッコまれるところがあるけど、ラジオで何か言って文句言われても『そのときは悲しい表情でしゃべってたんだ』って言えば、それまでだからね。やっぱり人間は全てを映し出すとか、すべてを語るなんていう媒体は要らないんで。(番組は)想像力を刺激して作るものだから。

(想像力の善し悪しがあるから、番組に対して)良いって言うヤツもいるし悪いって言うやつもいるけど、今のメディアって言うのは“ものすごく”良いっていうんじゃなくて“普通に”良ければいいんで、一番嫌うのは、“悪い”っていう意見が一つでも出てくることでしょ。だけどラジオって、特においらがやっていたラジオは、半分以上の人がダメだって言ってても、逆に一人でも熱狂的なファンがいれば、100人の聞かないっていうような態勢でいられたのはいいね」

こう語ったたけしは「ニッポン放送開局65周年おめでとうございます……なにが“おめでとう”かわからないけど……」とコメントを締めた。

ニッポン放送開局記念日スペシャル「おかげさまで65周年”あなたとROCK&GO”」
FM93AM1242ニッポン放送 2019/7/15 5:00-21:50

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