写真週刊誌SCOOP!9/30発売!?【しゃベルシネマ by 八雲ふみね・第74回】

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さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

あぁ、いよいよ公開が迫ってきました!
楽しみに待っている方も多いことでしょう!!
今回の「しゃベルシネマ」では、福山雅治主演の最新映画『SCOOP!』を掘り起こします。

福山雅治 × 大根仁、異色のコラボで贈る圧倒的エンターテイメント超大作!

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福山雅治さんが映画やドラマに出演するとなると「今度は一体、どんな役を演じるのだろう」とワクワクドキドキする人は多いはず。
そんな福山さんが最新作『SCOOP!』で演じるのは、なんとパパラッチ役。
原田眞人監督が1985年に手がけた映画『盗写1/250秒』を原作に、『モテキ』の大根仁監督と初タッグ。
借金まみれの中年カメラマンと新人記者の凸凹コンビが、スクープを連発していく様を痛快に描きます。

立場的に言えば、“追いかける”より、むしろ“追いかけられる”側の福山さん。
この意外な役どころをどんな風に“料理”するのか、見ものです。

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かつては数々の伝説的スクープをモノにしてきた凄腕カメラマンの都城静。
しかし過去のある出来事をきっかけに、報道カメラマンとしての情熱を失い、芸能スキャンダル専門のパパラッチに転身していた。
そんな静に転機が訪れる。
ひょんなことから写真週刊誌「SCOOP!」に配属されたばかりのド新人記者・行川野火とコンビを組むことになったのだ。
周囲の予測どおり、まったく噛み合わずケンカばかりの静と野火。
ところが、まさかまさかの独占スクープを連発し、やがて日本中が注目する大事件に巻き込まれていく…。

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主人公・都城静を演じるのは、もちろん福山雅治。
時にシャープに時にセクシーに、カメラのシャッターを切り続ける姿に誰もが釘付け。
こんな福山雅治が観たかった!と、悶絶する女子が(もちろん男子も)多数出現すること間違いなし。
その相棒・行川野火役には、日本映画界の新たなミューズ、二階堂ふみ。
共演に吉田羊、滝藤賢一、リリー・フランキーと芸達者な顔ぶれが並びます。
抱腹絶倒、ストーリーの行方にハラハラドキドキの一作です。

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私が本作の試写に足を運んだ時は、試写室内が女性よりも男性の姿の方が多かったのが印象的でした。
出版、放送、広告、評論…。業界歴の長そうな一見コワモテなオジさまたちが、ストーリーを追ううちにクスクス、ゲラゲラ、アハハ!
声に出して大笑いすること度々でした。

編集部のイザコザや打ち合わせ風景、そして体を張った奇想天外な張り込みシーン。
どのシーンもオシャレにテンポ良く展開していく“イマ風”の映画でありながら、その底辺に流れるのは、スクープに執念を燃やす編集者たちの熱っぽい生き様。
そのアツさに、どうやらオジさまたちも刺激された様子。

男女問わず、そしてまさしく世代を問わず見る人のハートをガッチリ掴む。
さすが、ましゃ兄ですなぁ〜。

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さて、斬新なポスタービジュアルが一際目を引く本作。
まるでホンモノの週刊誌の表紙のような完成度ですよね。
この劇中だけで存在するはずの週刊誌「SCOOP!」、なんと扶桑社から全国発売されるんです!
決して映画の世界だけで完結するのではなく、リアル世界とのメディアミックスを縦横無尽に展開しているのも本作の面白いトコロ。
発売は9月30日、発行部数は10万部を予定。

10月1日の全国ロードショーよりも一足早く体感出来る『SCOOP!』の世界。
レアアイテムとなること、必至ですぞ。

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SCOOP!
2016年10月1日から全国東宝系にてロードショー
監督・脚本:大根 仁
原作映画:「盗写 1/250秒」(監督・脚本:原田眞人)
出演:福山雅治、二階堂ふみ、吉田羊、滝藤賢一、リリー・フランキー ほか
©2016映画「SCOOP!」製作委員会
公式サイト:http://scoop-movie.jp/

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/

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