ライター望月の駅弁膝栗毛

金沢駅「おまつ御膳」(1,050円)~利家御膳との“夫婦”駅弁!

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【ライター望月の駅弁膝栗毛】

683系電車・特急「能登かがり火」、七尾線・能登部~金丸間

金沢~和倉温泉間を1日5往復している特急列車「能登かがり火」号。
金沢駅で北陸新幹線や特急「サンダーバード」「しらさぎ」などと接続、和倉温泉をはじめ、能登半島への観光輸送を担います。
“かがり火”の名は、キリコ祭りをはじめ能登半島各地に伝わる「火」や「灯り」にちなんだ夏祭りからネーミングされたのだそうです。

(参考)JR西日本プレスリリース

おまつ御膳

能登半島には、現在は輪島市の一部となっている門前町があります。
明治時代まで「総持寺」がありましたが、大火に際して、いまの横浜・鶴見に移転しました。
いまも門前には総持寺祖院があり、近くには前田利家公夫人・おまつの方が建てた塔頭に由来する「芳春院」というお寺があります。
今回は、そんなおまつの方ゆかりの金沢駅弁「おまつ御膳」(1,050円)をご紹介します。

おまつ御膳

【おしながき】
(一の重)
・ちらし寿司
酢飯・錦糸玉子・海老・椎茸煮・紅生姜・蓮根・枝豆
(二の重)
・ピンク饅頭
・花五目巻玉子
・煮物
信田巻・笹かまぼこ・筍・人参・ふき
・和菓子

おまつ御膳

2000年代初頭、「大友楼」から登場した「おまつ御膳」。
先日ご紹介した「利家御膳」と並ぶ、金沢の名物駅弁の1つです。
「芳春院」という寺はおまつの方の戒名が寺の名前になっていますが、その名にふさわしく、“春が香ってくる”ような華やかなちらしずしが一の重。
二の重は加賀料理のエッセンスが詰まった煮物が中心、上品でヘルシーな駅弁です。

キハ48形気動車・特急「花嫁のれん」、七尾線・津幡~中津幡間

七尾線には、週末を中心に観光列車・特急「花嫁のれん」も運行されています。
「花嫁のれん」は、旧加賀藩の地域に見られる結婚式の風習で、2010年代に入ってからテレビドラマでシリーズ化され、広く知られるようになりました。
この車内で提供される食事も、2018年から「大友楼」が監修を務めています。
こちらの食事はまた改めて、ご紹介する機会を作りたいと思います。

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