ひろたみゆ紀アナウンサーによる取材レポートを紹介する。今回は、東海テレビ・フジテレビ系列全国ネット『ミラー・ツインズ』の制作発表会だ。

ニッポン放送で『藤ヶ谷太輔 Peaceful Days』（毎週土曜22:30～23:00）のパーソナリティー藤ヶ谷太輔さんがドラマで主役…それも一人二役を演じるというというので、今回もまた制作発表会に潜入してまいりました！

お馴染み“東海テレビ・フジテレビ系列全国ネットのオトナの土ドラ”。
今回は、東海テレビとWOWOWが共同製作した本格派サスペンス『ミラー・ツインズ』。
シーズン1は4/6から東海テレビで、シーズン2は6月にWOWOWで放送されます。

藤ヶ谷さんが演じるのは、資産家の双子の息子・葛城圭吾と勇吾。
真面目な圭吾と奔放な勇吾、性格は正反対でしたが二人はいつも一緒でした。
ある日、公園で遊んでいてちょっとした喧嘩になり、圭吾は勇吾を置いて家に帰ってしまいますが、なんと勇吾はその後何者かに誘拐されてしまいます。
警察の懸命な捜査も虚しく、勇吾の誘拐事件は犯人の正体も勇吾の生死も一切わからないまま。
やがて20年の歳月が流れ、生き別れた二人が再会することに…
弟・圭吾は刑事として。
兄・勇吾は犯罪者として。

都内のとあるステージ。
まずは、第一話の試写会の後、キャ～！という黄色い声に迎えられながら、主役の藤ヶ谷さんをはじめ、相手役の倉科カナさん、警視庁の刑事役・石黒賢さん、所轄の刑事を演じる高橋克典さんが登壇。
思わず拍手！壮観です！

主役の藤ヶ谷さんは、一部にチェックをあしらったグレーのスーツに蝶ネクタイ。相変わらずオシャレです。
印象に残っているシーンを聞かれると「謎の冷凍うどん待ち！」
第一話でうどんのカルボラーナが出てくるシーンがあるのですが、現場にうどんがなく、30分間、みんなで冷凍うどんを待つ時間があったそうです。
「クランクインの日でほぼ初対面。みんな無言で、このチーム大丈夫かなって…（笑）」とのっけから会場を笑いの渦に巻き込みました。

そして、双子にちなんで「二面性、意外なこと」を聞かれると「石黒さん、高橋さんなど先輩方が怖かったらどうしようと思っていたが、現場で会ったら気さくでギャップがあった」。
これに対し石黒さんが「怖いと思われることが多い」と言うと、会場のファンから「怖くない！優しそう！」と声が飛び交いました。
すかさず藤ヶ谷さんが「友達じゃないんだからそう言う話し方はやめなさい」と笑ってたしなめ、ファンの皆さんとのコミュニケーションもバッチリでした。

藤ヶ谷さんの印象の話になると、倉科さんは「アイドルでキラキラしてると思っていたら意外と渋い。好きな食べ物がお味噌汁と聞いて辻褄が合った」。
高橋さんは「Kis-My-Ft2の宮田くんと共演したことがあってコンサートに行ったが、藤ヶ谷くんはクールでカッコよかった。でも今回、誰よりも気さくでオープンなのが意外だった。今はアイドルを忘れるようなあんな話やこんな話をしている」と気になる発言も飛び出しました。
藤ヶ谷さんは「今まではずっとどこにいてもジャニーズっぽくいたかったが、今ではアイドルだったんだ?という言葉が嬉しい」と発言。

笑いが絶えない和やかな雰囲気の中、村上正典監督も飛び入り登壇！
「藤ヶ谷くんは意外と肉体派。懸垂をしながら芝居をするシーンがあったが、吹き替え用のスタントマンもいたのに自分でやり遂げた」と感心した様子。
藤ヶ谷さんは「やれることは自分でやりたいという思いが年々強くなっている。懸垂も自分でやったが、勇吾の役でフードを被ってるから顔は映ってないんですけどね」とのオチに、また笑いの花が咲きました。

ドラマの見どころについて藤ヶ谷さんは「重厚なサスペンス。1話より2話、2話より3話と気になる作りになっている。ほぼ出演者全員に裏の顔があるくらい。人間関係と裏の顔が面白い。オトナの土ドラということでラブシーンや恋愛の部分もどうなっていくのかも楽しんで欲しい。いろんな意味で一緒にドキドキしたい」とアピールして、楽しかった発表会の幕を閉じました。

私も試写で一話目を見ましたが、それだけでも「えええーーーーーー！！そうだったの？」という場面がありました。これから毎回どんでん返しがあるそうですので、ますます面白くなることは間違いありません。
サスペンスらしいドキドキハラハラのストーリーの面白さはもちろん、圭吾と勇吾がどうなっていくのかが気になります。
真面目な刑事の圭吾はスーツ姿。兄の勇吾は髪を下ろしてやんちゃな雰囲気。
あなたは圭吾派？勇吾派？
土曜の夜の楽しみが増えそうです。

東海テレビ×WOWOW 共同製作連続ドラマ
『ミラー・ツインズ　Season1』(東海テレビ＜フジテレビ系全国ネット＞大人の土ドラ)
毎週土曜日　23時40分～24時35分