「中井貴惠のおとな絵本の朗読会」に行って感動してみませんか?

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黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、女優でありエッセイストの中井貴惠が出演。12月22日に行われる大人絵本の朗読会『ピアノ調律師』について語った。


黒木)今週のゲストは女優でエッセイストの中井貴惠さんです。よろしくお願いします。
今年12月22日土曜日に“おとな絵本の朗読会『ピアノ調律師』”をやられるということですが。

中井)アメリカのゴフスタインという作家の、『ピアノ調律師』というピアノの調律をする人の物語です。おじいちゃんのピアノ調律師と孫の女の子の話なのですけれど、おじいちゃんは、孫にはピアノ調律師ではなくてピアニストになって欲しいのですよ。有名になっていっぱいお金を稼いでもらいたい。でもこの女の子は、ピアノを弾くことより、おじいちゃんのやっている修理や調律にしか興味が無い。そういう姿を通して、人間にはいろいろな仕事があるけれども、「その子にしかできない仕事、その子が好きなことを大人はさせなくてはいけない」ということを、上手に優しい言葉で、可愛らしい物語に仕立てて、これもまた大人にメッセージとして送っているのではないかなと思います。

黒木)12月22日土曜日に神保町のブックハウスカフェで、昼公演と夜公演があります。これは大人の絵本の朗読会ですから、大人の方々がほとんどなのでしょうね。

中井)そうですね。もちろんお子さんも入れるのですが、話を聞いた後に、大人の方がすごく大事そうに絵本を抱えて帰ってくださる姿を見ると、「やって良かったな。嬉しいな」と思います。

黒木)心が洗われるようなお話を少し聞いただけでも、そういう気持ちになりますから、いいですね。

中井)これはふんだんにピアノの音楽もピアニストが弾いて、楽しんでいただける作品になっているので、ぜひいらしてください。

黒木)声の方は大丈夫ですか?

中井)朗読と言うと老若男女やらなくてはならないので、きちんとした声帯の使い方をしなくてはいけないのですね。どんな俳優さんのお仕事も声は大事なので、自分で体調管理をしないとなと思います。

黒木)自己管理の範疇ですかね。そして、『ハンナとシュガー』という絵本の翻訳もなされています。今後はどういった朗読、読み聞かせ、それからそれ以外の何をやってみようと考えていますか?

中井)来年は私が朗読するきっかけになった『大人と子供のための読みきかせの会』が20周年を迎えるので、来年の7月6日に大きな公演を計画しています。みなさんにこの20年見て来ていただいた絵本のなかから抜粋して、心に残るシーンをつなげて見ていただくようなステージをやりたいと、いま計画をしています。
そして来年は私たちがオリジナルで作った作品を舞台で、また別の大きな絵本にしてみんなに見ていただきたいと思っています。『はなさかじいさん』を私がリライトして、絵を描いて、音楽をつけて、古くから伝わっている昔話をみなさんに聞いていただこうというものです。

黒木)子供たちは昔話を知らないですよね。

中井)本当に知らないです。

黒木)これからも素晴らしいお話を、子供にも大人にも聞かせてみなさんをハッピーにさせてください。


中井貴惠/女優・エッセイスト

■1978年、早稲田大学在学中に東宝映画「女王蜂」のヒロインでデビュー。以後、映画、テレビ、CFなどで活躍。
■1987年に結婚。アメリカ・札幌と移り住み、現在は東京在住。
■女優業のほか、執筆でも活躍。数々のエッセイや翻訳・抄訳作品を出版。また、エッセイやコラムなども手掛け多方面で活躍。
■1998年には「大人と子供のための読みきかせの会」を結成。
仕掛けたっぷりの大型絵本と生の音楽をつけた独特の読みきかせは大人気を博し、幼稚園、小学校や小児病棟などで行われる公演は既に1,300回以上を数える。
■2006年より、中井貴惠の朗読と音楽だけによる「音語り」シリーズをスタート。
■2009年からは小津安二郎監督作品の音語り公演「小津安二郎映画を聞く」シリーズを展開。『晩春』『秋日和』『東京物語』『お早よう』『秋刀魚の味』『麦秋』を上演。これまでにない朗読のスタイルとして各地で注目を集めている。
■2017年12月には、中井自身が作品を厳選し、ゆったりと落ち着いた空間で、大人が絵本の朗読を楽しむ公演『おとな絵本の朗読会』をスタート。表現の幅を更に広げた活動を展開している。
■JXTG童話賞の選考委員を務める。

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