バスの座席シートに青色が使われるのはなぜ?

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「ハロー千葉」では、千葉のイベント情報に合わせて耳より情報を紹介する。今回は、小湊鉄道が運行する「ちばたまライナー」の話題だ。

我々の生活に欠かせない交通機関、バス。毎日利用されている方も多いと思いますが、ふと座席を見ると、青色のシートが多いですよね。
なぜ、日本のバスのシートは青色が多いのでしょうか? 法律で色のデザインが決められているのでしょうか?

実は、色の断定的な指定はないものの、バスのいろいろな基準について目安が公表されています。
国土交通省により発表されている「標準仕様ノンステップバス認定要領」が、平成27年7月に改正されました。

この項目のなかに『室内色彩』というものがあり、「座席、縦握り棒、通路及び注意箇所などは高齢者や視覚障害者にもわかりやすい配色とする」、「高齢者および色覚障害者でも見えるよう、縦握り棒、押しボタンなど、明示させたい部分には朱色または黄赤を用いる」と書いてあります。

また、「天井、床、壁面など、これらの背景となる部分は座席、縦握り棒、通路及び注意箇所などに対して十分な明度差をつける」とも表記されています。

要するに、手すりやボタンなどを「朱色」に指定された場合、必然的に「十分な明度差をつける」となると、青色やグレーが候補に上がって来るのです。
床や天井にグレーを使った場合、座席シートに青色、という配色に自然となってしまうのでしょう。

また、青色一色ではなく柄モノのデザインが多いのは、汚れが目立ちにくいように、という利点もあるようです。
バスのデザインは、様々な規定やメリットを取り入れながら作られているのですね。

バスの座席シートに青色が使われるのはなぜ?
里山トロッコ列車でおなじみの小湊鉄道が運行する、千葉と埼玉大宮を結ぶ高速バス「ちばたまライナー」のご紹介です。
蘇我駅・千葉駅とさいたま新都心駅・大宮駅を最短で片道およそ1時間30分。鉄道より短い所要時間で結んでいます。

毎日運行し、便数は1日6往復。全車トイレ付き車両です。
さらに、全便が「さいたま新都心駅」経由
「さいたま新都心駅」の最終便が夜9時40分ですので、さいたまスーパーアリーナでのコンサートやライブイベントなどのお帰りに便利ですよ。

ご予約は不要。ICカードで乗車できますので、お気軽に利用ください。
詳しくは小湊鉄道 塩田営業所、電話番号043-261-5131までお問い合わせ下さい。
合わせてホームページもご覧ください。

小湊鐵道 塩田営業所
電話:043-261-5131

「ちばたまライナー」運賃
■蘇我駅東口~さいたま新都心駅・大宮駅西口
…1,300円(小児650円)
■県庁前・千葉駅~さいたま新都心駅・大宮駅西口
…1,200円(小児600円)
詳しくはこちら

【ハロー千葉】

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