マラソンが42.195kmになった意外な由来

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フルマラソンの距離42.195kmの由来を解説

「ハロー千葉」では、千葉のイベント情報にあわせて耳より情報を紹介する。今回は「フルマラソンの距離42.195kmの由来」と、「第43回サンスポ千葉マリンマラソン」の話題だ。

マラソンが42.195kmになった意外な由来

フルマラソンの距離といえば、42.195km。マラソン経験がなくても、常識として答えられる方がほとんどだと思います。

しかし、なぜフルマラソンは42.195kmという中途半端な距離になったのでしょうか?

フルマラソンの距離42.195kmの由来は?

フルマラソンの距離の由来は、主に2つあるといわれています。

由来①:ギリシャ軍兵士が走ったマラトンからアテネまでの距離が約40kmだった

1つ目の由来は、ギリシャ軍兵士が勝利を報告するために走った、マラトンからアテネまでの距離が約40kmだったことです。

紀元前490年、マラトンという地においてギリシャ軍がペルシャ軍との戦いに勝利しました。マラソンの語源は、その際にギリシャ軍兵士の1人がマラトンからアテネまで走り続け、勝利を報告したという故事に由来するそうです。勝利を報告したあと、使命をまっとうした兵士は力尽き、絶命してしまいます。

亡くなった兵士を偲び、兵士が走った約40kmを第1回オリンピックに採用したのがフルマラソンの距離の起源と伝えられています。

由来②:第4回オリンピックで、当時のイギリス王妃の注文に応えた結果が42.195kmだった

2つ目の由来は、第4回オリンピック・ロンドン大会で当時のイギリス王妃のリクエストに応えた結果が42.195kmだったことです。

当時、フルマラソンの距離は一定ではなく「約40km」で実施されており、第4回オリンピックのフルマラソンも約40kmで行われる予定でした。

しかし、当時のイギリス王妃・アレクサンドラがフルマラソンの様子を見るために「スタート地点は宮殿の庭で、ゴール地点は競技場のボックス席の前に」と注文をつけたため42.195kmになったといわれています。

この42.195kmが第8回オリンピック以降、正式なフルマラソンの距離として採用される運びになりました。中途半端ともいえる走行距離が受け継がれ、現代もそのまま採用されていると思うと、何だか不思議で面白く感じてしまいますね。

まとめ ~フルマラソンの距離42.195kmの由来は?

フルマラソンの距離42.195kmの由来は、マラトンからアテネまでの距離が約40kmだったことです。

紀元前490年、ペルシャ軍との戦いに勝利したことを伝えるため、ギリシャ軍兵士の1人がマラトンからアテネまで走ったあと、力尽きて絶命します。亡くなった兵士を偲び、兵士が走った約40kmを第1回オリンピックに採用したのが起源と伝えられています。

その後、フルマラソンは「約40km」という曖昧なルールで実施されていました。しかし、第4回オリンピックで当時のイギリス王妃が「スタート地点は宮殿の庭で、ゴール地点は競技場のボックス席の前に」と注文をつけたため42.195kmになったといわれています。

「第43回サンスポ千葉マリンマラソン」参加者募集(募集終了)

マラソンが42.195kmになった意外な由来
さて今回は、「第43回サンスポ千葉マリンマラソン」参加者募集のご案内です。

これまでは1月の開催でしたが、今回から12月に変わり、2018年12月2日(日)に行われます。そして今回、“視覚障害者部門”が新設されました。ご希望の方にはJR海浜幕張駅からメイン会場のZOZOマリンスタジアムまでの往復、ボランティアさんが付き添うこともできます。しかも伴走者は参加費無料です! マラソンになかなかチャレンジできなかった方も、この機会に参加されてはいかがでしょうか。

また先週金曜日に大会事務局にお電話で伺った時点では、例年人気の21.0975キロ走る“一般ハーフ”等、どの部門も余裕があるそうです。

エントリーの締め切りは2018年9月30日。詳しくはこちらをご覧ください。

サンスポ千葉マリンマラソン大会事務局
TEL:03-6629-2602
月~金/10:00~17:00
(祝日及び8/11(土)~8/16(木)を除く)
詳しくはこちら

【ハロー千葉】

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