第一回 ホッピーK-1グランプリ!と題して
ホッピーに合う乾き物を探そうという壮大な企画をお届けしてますが
いつでもさっと取り出して使える保存食でもある「乾物」は
旬の食材をたっぷりと収穫し天日に干すだけですから
塩漬けや砂糖漬けなどよりもお手軽で
人類最初の保存食とも言われています。
日本でもその歴史は古く万葉集にも、有間皇子が歌に詠んでいます。
「家にあれば 笥(け)に盛る飯を 草枕
旅にしあれば 椎の葉に盛る」
直訳すれば「家にいると器によそうご飯を、今は旅の途中なので
椎の葉に盛ります」という内容で、歌に出てくる「飯」とは
蒸した米を乾燥させた携帯食だとか。
実は有間皇子は、大化の改新を成功させた中大兄皇子と仲が悪く、
謀反を図りますが、計画がばれて捕まってしまいます。
この句は、護送される時に詠んだものだと言われると…
無念さが伝わるような気がします。
悲劇のイケメン王子だったと言われている
有間皇子が大好きだという歴女のミーナさんが二日目に手を伸ばしたのは
「チーズカシューナッツ黒胡椒味」
サクサクのフリーズドライチーズがホロホロっと溶ける感じで
スパイシーなブラックペッパー味のカシューナッツが
ホッピーにピッタリ!というのが選考理由でした
どうぞみなさんも一度、家呑みの時などにお試し下さい。
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