今年、上半期のニュースで上位にランクインすると思われるのが
某大手家具店のお父さんと娘の確執騒動です。
実はミーナさんと久美子社長の生年月日が一緒だったという
衝撃の事実が発覚したのも記憶に新しいところです。
くしくもジャーナリストで婚活ブームを起こした作家の白河桃子さんが、
読売新聞に「同族」と「女性経営者」についての考察を
掲載されていました。
白河さんは、数年前にミーナさんをはじめとする
14人の「跡取り娘」を取材し「老舗復活『跡取り娘』の
ブランド再生物語」という本にまとめられたお方。
その取材を改めて振り返ると
「やはり男性と女性の跡取りは違う」
「女性でも起業家と後継者は違う」
「同族企業はやはり独特だ」と思うことが多かったそうです。
また日本の企業の多くが「後継者問題」に悩む中、
跡取り娘たちが家業に向かい合う時、これまでのビジネスモデルが時代に
合わなくなっているため「第二の創業」とも言うべき困難に
取り組まなくてはいけないこと、その革新を成功させるには
「跡取り娘力」が必要だと白河さんは説かれています。
それは外で修行をして“部外者”の新鮮な目で家業を見つめて
家業の「強み」と「弱み」を発見する力だったり
「私だったらこれが欲しい」「こんな宿に泊まりたい」という
商品をヒットさせるには欠かせない「消費者目線」だったり
母性的で細やかなリーダーシップが跡取り娘力だという白河さん。
最後は、「人間、必死になった人が一番強い」と結ばれています。
まさにミーナさんのことを前提に書かれたような気がしますね。
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