「戦後70年企画、戦後池袋〜ヤミ市から自由文化都市へ〜」
の一環として池袋西口公園で開催された
「池袋西口ホッピー祭り」の模様をお楽しみ頂いています。
会場では樽詰めホッピーや、ホッピーを使ったこのイベントの為の
オリジナルカクテル「黄金仮面」も販売されています
その他、地元池袋の商店街の協力をえた飲食テントや
ヤミ市が鉄道による物資運搬で支えられたということで
豊島区の友好都市の物産展なども人気となっています。
ヤミ市と聞くと、すいとんや、ホルモンをイメージする人も多いと
思いますが、ホルモンは戦後のヤミ市から生まれた日本独自の
食文化だといわれているそうですね。
ホルモン焼きや煮込みなどのホルモンは、もともと内臓肉は
捨てていた…放るもんだった…からホルモンとなった説や
男性ホルモン、女性ホルモンといった体の内分泌質の
「ホルモン」が転じ、滋養強壮のある食べものとして
牛や豚の内臓を指すようになったという説があるそうです
いずれにせよ、戦後の物資難の時代に、ヤミ市で
在日韓国・在日朝鮮の方々の食の知恵が生み出したメニューと
言われています。
同じく現在日本の家庭に浸透している餃子は、
敗戦により旧「満州」などから引き揚げた人びとが、
中国の一般家庭で普通に食べられていた餃子を日本全国に伝え、
二、三年で爆発的に浸透したとか。
同じような時代に生まれたドラマを持つせいか
ホルモンも餃子も、ホッピーとは最高の相性ですよね。
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