ホッピーを飲んでいる席でよく使う日本語を改めて考えていますが
今夜紹介するのは、「乾杯」
もともと乾杯の風習は日本にはなかったそうです
『 神や死者の為に酒を捧げる』という宗教的儀式が起源といわれ、
中世のヨーロッパで、お酒には悪魔が宿っていて
そのまま飲むと
悪魔が悪さをするため、追い払うためにグラスを合わせて音を
出すようになったという説があります。
また昔は毒殺が多かった為に、お互いのグラスのお酒を
少しづつ注ぎ、混ぜあわせて飲む事によって、
毒が入っていない事を証明していたともいいます。
日本に乾杯の風習が入ってきたのは、幕末。
イギリスと日英和親条約を協約した後の晩餐会で
イギリスの伯爵から「我が国では国王の健康を祝して、
杯を交わす習慣があるのだが、是非やろうではないか」と
提案されたそうです、それを聴いてとまどう幕府の閣僚たち
その時、立ち上がった
井上信濃守清直が「乾杯!」と
大きな声で叫んで着席したという記録が残っているそうです
中国では「カンペー」と言われる儀式から、思いついたとも
言われていますが、明治になり、洋酒の普及と共に
「乾杯」も浸透していったそうです。
ちなみにホッピー社では、乾杯の発声は
「ホッピー!」ですので、ぜひあなたもたまには、
ホッピーで掛け声、いかがですか?
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