今週はお酒にまつわる深い話をご紹介していますが
今朝は、世界三代ワインの1つ「マディラワイン」について。
マディラは、モロッコの沖合にある島で、ポルトガル人によって発見されると
アフリカ探検船の木材供給地として賑わいました。
ヨーロッパ人が住みついたことで、ワインの生産もスタート。
美味しいワインの産地として有名になりました。
そしてその名声を不動のものにしたのは偶然でした。
当時の船には冷蔵庫もないので、新鮮な肉や野菜はすぐに腐ってしまい
硬いパンをかじるしかなく、クルーの唯一の楽しみがアルコール。
そんなある日、船倉に積んでいたマディラワインが波にいい感じに揺れて
美味しいワインになっていたことに1人が気づき
それこそが「マディラ・ワイン」誕生の瞬間でした。
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