第9回のテーマは「森元総理の知られざる一面について」。
飯島さんがかつて首席秘書官として仕えた小泉元総理は、森派の出身でした。その関係もあって、森元総理のことはよく知っている飯島さん。女性蔑視発言をめぐり、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会・会長のポストを退くことになったことについて「飯島さんはどうお考えですか?」というDJ MIKIOさんの問いに、飯島さんはこんな話をしてくれました。
「森さんが会長になって、政・官・財、すべて(人材を)押さえたのがオリパラ組織委員会なんです。この委員会には、“顧問”と付く役職がいくつもあって、その数162名、あらゆる分野の人が入っている。そのうち女性が37名。女性の比率は、顧問全体の23%なんです」
これだけ大勢の人に顧問を引き受けてもらったことも含め、森元総理は微に入り細に入り根回しをして、大会の準備にあたってきたと言う飯島さん。発言の件で非難されるのは仕方ないにせよ、その功績があまりに蔑ろにされているのでは、と疑問を呈しました。
「女性蔑視」の件についても、飯島さんの森元総理に対する印象は違うようです。小泉内閣のスタートのとき「飯島さん、森喜朗です」と電話が掛かってきて「初めての組閣にあたっては、女性議員を1人か2人入れなかったら意味ないぞ」とアドバイスしてくれたとのこと。「今はもう(女性大臣は)当たり前で、2人ぐらい閣僚になってますね。女性議員ってそんなにいませんから、これは森さんの貢献です」と言う飯島さん。
入社試験などを見ても、総じて女性のほうが優秀な人材が多いのに、社会進出が進まない点について、DJ MIKIOさんが、先日大手銀行の女性専務から聞いた話を紹介。「日本の女性は優秀だけれど、まだまだ積極性が足りない。もっと自分から手を挙げていかないと」と言われたそうで、そこも社会進出を進めるカギになりそうです。
飯島さんから見ると、とにかくスポーツが大好きで、意外と細かく、気遣いを忘れない森元総理。そういった陰での功績を組織委員会のメンバーはなぜもっと言ってあげないんだ、というのが飯島さんの意見です。
「今度のオリンピックは、大会の組織名を変えてもらいたい。東京五輪ではなく、会場になっている首都圏と、宮城・福島・岩手7都市による「復興五輪」にする。橋本(聖子・新)会長には、そのぐらい変えてドーンとやってもらいたい」と言う飯島さんでした。
2021.04.13
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