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2005年5月21日(土曜)市ヶ谷編



まぁるい緑の山手線、真ん中通るは中央線〜"というフレーズ、よく聞きますね。
東京の真ん中を貫く、朱色の快速電車と各駅に停まる黄色の電車…「中央線」。
この「中央線」、何度か乗ったことがある方なら、おそらく1度は
「行ってみたい!」と思わせる景色に出会ったことがあるんじゃないでしょうか?
今回は、まさに都心のオアシス、市ヶ谷駅のホームからも見える、
サラリーマン憧れの、アノ場所に行ってまいりました!




JR市ヶ谷駅は、中央線から総武線へ直通する各駅停車(黄色い電車)が停まる駅。
ホームからは「釣堀」が一望です。




◆市ヶ谷フィッシュセンター紹介

市ヶ谷駅の目の前にある釣堀、正式には「市ヶ谷フィッシュセンター」。
創業50年以上、昭和30年代に入ろうとするころから「外堀」で
「釣堀」を営業している。




カープ(鯉)フィッシングの釣堀のほか、女性・初心者向けの池もあります。
さらに口元には、熱帯魚ショップもあって、意外と広いんですね。
料金は、1時間・690円(女性・中学生590円)。
貸し竿100円。えさ80円。
休日は朝8時〜夜8時まで12時間営業。(平日は朝9時から)年中無休です。
※詳しくはホームページを
http://www.ichigaya-fc.com/



◆さあ、釣りにチャレンジ

ここまで来たら、やっぱり「釣り」をやんなきゃ帰れない!
塚越アナと山本かおるさんも、チャレンジしてみました。




オヤジさんばかりと思いきや、学生もいれば、カップルもいる。
1人の女性もいれば、おじいちゃんも。老若男女に愛されている場所なんです。
そうそう、もちろん“サボり”のサラリーマンもいましたよ!
ただ、いざやってみると、意外と難しい…。
ホントは、でっかい鯉を豪快に釣り上げる音をお聞かせしたかったんですが、
残念ながら、今回は"ぼうず"…。
隣で10匹ぐらい釣り上げていた方から、魚の音だけ拝借いたしました。


◆魚のはねる音〜電車モーター音

なぜ、市ヶ谷の釣堀は難しいのか…、経験者のお話を総合しますと、
@常に混んでいて、えさが同じ〜魚がえさに飽きている。
A泳いでいる鯉は、何度か釣り上げられているので警戒心が強い。
B結果的に残っている魚は、学習能力が高い魚なので、初心者には難度が高い。




それでも、たくさん釣り上げている人がいます。その理由は…
@飽きているお店のえさに、自分オリジナルのえさを配合している。
A鯉は底の方にいることが多いらしく、えさをしっかり底まで沈めている。
B常連さんの動きを、よく観察している…。
たかが釣堀、されど釣堀…、なかなか奥が深いですね!




でも、都心にいながらにして、そこだけ時が止まったような空間。
今の時期、青い空を眺めて、釣り糸をたれる…、最高の時間ですよ!




市ヶ谷界隈…、法政大学にはものすごい高さのビルが建ったんですね。
一昔前は、立て看板だらけのバンカラな雰囲気でしたが、
今じゃあ、少しきれいになってしまいました。




市ヶ谷〜飯田橋の土手歩きも楽しいですね。
ホントは桜の季節がベストですが、緑の季節も悪くない。
ベンチに座って日向ぼっこ…、これも贅沢な時間の使い方でしょう。

「てくてく東京」…、次回もサラリーマンの"サボりスポット"に
潜入しております。お楽しみに!



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