音で情景が浮かんでくる、音を楽しんで歩きたくなる
「東京の名所」を紹介します。
お聴きのあなたから「お薦めスポット」も受け付けています。

2005年5月7日(土曜)浅草編 U



「てくてく東京」は、先週に引き続き「浅草」。
この浅草で今、観光客の人気を集めているものといえば、
ご存知「観光人力車」です。
数ある人力車の中でも、ひと際目を引くのが、浅草寺・雷門のスグ横、
天ぷら「三定(さんさだ)」の前にいる、
講談人力車の岡崎屋惣次郎さんなんですね。
浅草を代表する独特の名調子…、じっくり味わっていただきましょう。



◆講談人力車の岡崎屋惣次郎さんの名調子



岡崎屋惣次郎さんは、昭和41年、愛知県生まれ。
今から21年前、昭和59年に単身で上京。
8年前、下町の文化・歴史・人情話・戦争の語り部などの話をする
日本で唯一の「講談人力車」を考案し、開業。
その斬新さから、さっそく巷の話題になりました。
年号を使わず「100年後も通用する話」をガイドのコンセプトに、
いずれ「日本の古典芸能として認められたい」という高い目標を掲げ、
きょうも、浅草の街を疾走する惣次郎さんです。



◆浅草の街を疾走する惣次郎さん

人力車の基本料金は「10分=1000円」。
一方、人力車そのものは「1台=150万円」もするんですね。
結構、意外でしょ?



さて「講談人力車」の定番コースは「浅草寺大名道中」。
雷門〜伝法院〜仲見世〜宝蔵門〜五重塔〜観音堂〜戦災樹木〜弁天山〜
二天門〜三社様〜隅田川〜雷門と回る、所要時間「50分」の旅です。

浅草の風景を、チョットのぞいてみましょう。



浅草寺の五重塔に浅草神社(三社様)ですね。



浅草演芸ホールに花やしきです。良い感じです。



神谷バーにすき焼きの浅草今半本店ですね。ちょっと寄ってみたいです(^_^;)

人力車自体は、明治3年の産物ですが、レトロな雰囲気を味わうには最高!
お聴きのあなたも、浅草に行ったら、ぜひ惣次郎さんの人力車に注目です!



◆詳しくはホームページで!



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