東京が抱える様々な問題に対する都の取り組みを調査。
問題の背景にあるものを、掘り下げてお伝えします。

■2005年5月21日(土曜)第8回

『東京の水道水って、おいしいの?マズイの?』



「東京の水道水」といいますと、
まず「飲めたもんじゃない!」「マズイ!」というイメージが強いもの。
地方から上京してきた方の中には、「カルキ臭い」「カビ臭い」と、
口にした経験がない方もいるようです。
果たして、巷間言われているとおり、
「東京の水道水」は、ホントにマズイのか?
ますます、水の需要と、重要性が高まる季節…、3週にわたって、
「ジャーナル東京」で、徹底的に検証していきたいと思います。

■東京の水道水について〜聴取者からの意見

●30年前、大森の会社の寮に住んでいた。
 あまりのカルキ臭さに飲めたお茶は「ほうじ茶」のみ。
 緑茶は飲めたもんではなく、コーヒーも臭かった。
 当時は、ミネラルウォーターもなく大変だった。
●東京の水道水は、カルシウム分が少ない軟水だから
 まろやかなコーヒーが飲める…、そう聞いて実践したら
 意外によくて、以来コーヒーを入れるときは水道水。
●最近までカルキのニオイが気になっていたが
 上手な飲み方を教えてもらった。
 1.午前中、洗濯などで水を一番使う時間帯に
   大きな鍋ややかん等に水を汲んでおく。
   このとき、蛇口から勢いよくいれる。
 2.すだれなどでフタをして、4〜5時間置いて
   カルキのニオイを飛ばす。
●昔は「鉄管ビール」といって山の手の水は美味しかった。
 田舎から来た人にうらやましがられたものである。
 湧き水は依然美味しいのに、水道水だけが
 美味しくなくなってしまったのが大いに疑問。
●昭島付近の水は美味しい。わさび田もある。
 浄水器もミネラルウォーターもいらない。

しかし、東京の水道水は「けっしてマズくない」!
全国レベルで比較しても「おいしいほうだ」!という話もあります。



来週は、東京都の担当者とつないで、
「東京の水道水」に関する、目からウロコの真実を明らかにしていきます。
お聞きの皆さんも、是非「ご意見」「体験談」をお寄せください!

メール tuka@1242.com
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