東京が抱える様々な問題に対する都の取り組みを調査。
問題の背景にあるものを、掘り下げてお伝えします。

■2005年4月2日(土曜)第1回

『今、子供の命が危ない!
自転車の前と後ろに子供を乗せた“三人乗りのママチャリ”!』



最近よく見かける、自転車の前後に「幼児用の座席」を取り付け
子供2人を乗せて、ヨタヨタ走ってる光景…。
万が一の時には、間違いなく子供の命に関わってきます。
そこで1回目の「ジャーナル東京」では、
この「ママチャリの幼児用座席」の危険性にスポットを当てます。



塚越アナのところに、以前から届いていた
「ママチャリの危険性」を指摘するメールを紹介していきます。
このメールを元に調べてみたところ…なんと!
「幼児用の座席を前後に取り付けて2人乗せる」→×(法律違反)
「前の幼児用座席に1人+おんぶした子供」→○(お咎めなし)
あまり変わらないはずなのに、微妙な法律の盲点…。
そこで、どのくらい危険か実験してみることに!!




誰もいない、早朝の有楽町・ニッポン放送本社前に下りて来た
山本かおるさんを待っていたのは…、
「1台の自転車」と「20キロのコメ袋」!




いよいよ実験スタート。前には子供の体重相当の米袋。
もちろん背中にも、同じ重さの米袋がぎっしり詰まっています。
まずは、快調に走り始めましたが…。




ちょっとした段差を通過することになって…、
一気にバランスを崩してしまった(山本かおる)さん。
結局、転んでしまいました…。



法律上の問題は無いものの、こりゃ「相当危ない」ってことで
実際の事故のデータも調べてみました…。

◆「自転車に同乗している幼児が、交通事故に巻き込まれてケガ」、
 都内で毎年、1年間に約「500件」以上!
◆幼児用座席を使って「子供にケガをさせた」保護者…37・3%!
◆ケガの場所・1位は…「頭」(36.2%)
 自転車事故によるケガで、頭蓋骨を骨折してしまったという
 ケースも、けっして少なくないそうです…。


この実態を踏まえ、東京都では今、
「ハートフルメットキャンペーン」を展開中…。
詳しくは、4月9日の放送で東京都の担当者の方に、
お話を聞きます。
待ちきれないあなたは、次のページにアクセス!

http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2005/03/20f3n100.htm



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