2005年2月放送


「トヨタ飛び出せ街かど天気予報」この時間、お天気を伝えてくれるのは、
「晴ればれキャスターズの山口良子さんです。

毎月テーマを決めて、いろいろな場所からお天気をお伝えするのですが・・・
2月は本格的な受験シーズン…「受験生もがんばっ天神」と題して
学問の神様である天神様めぐりをしたいと思います。



2005年2月26日(土曜)


2月最後の今日訪れたのは文京区の湯島天神です。
学問の神様として広く知られるこの神社は江戸時代には
谷中の感王寺(天皇寺)、目黒不動と並び3富と呼ばれて
幕府公認の富くじを発行した場所でもあるそうです。


湯島天神では3月8日まで梅祭りが開催されていて
期間中は夕方から午後8時までライトアップされていますよ。
こちらの梅は全体的には3分咲きくらい。
木によっては満開のものもありました。


学問の神様だけあって合格祈願の絵馬がどっさり。
この時間6m/sの風が吹いていただこともあり、
絵馬がカラカラと音をたてていました。



中継時の都心の気温は3.2度。冷たい北風が吹いて
いて寒さが身にしみる朝でした。梅園にある池には
おとといの雪が残り、氷も張っていましたよ。
春一番の翌日には雪が降り、今週は寒暖の
変化が激しい週でした。春は寒暖の変化が大きい
ですので皆様も体調管理には十分ご注意下さい。



2005年2月19日(土曜)


今日は世田谷区松原にある「世田谷の天神様」、
菅原神社に行ってきました。現存する社伝によると
寺子屋を開いていた石井兵助直慶が1665年のニ月吉日に
勧請したと石碑に記されていました。



境内には朱塗りの社殿。昨夜から降り始めた雪で
社殿の屋根もうっすら雪化粧。狛犬の頭も白い
帽子のように雪が積もっていました。天気が悪かったためか?
朝はひっそりと静まり返っていた境内でした。



学問の神様として広く崇拝を集めていて学業祈願、
合格祈願の絵馬がぶら下がっていましたし
おみくじもたくさん結ばれていましたよ。
見ごろを迎えた梅の花の前にはどっしりと牛も座っていました。



中継時の都心の気温は2.3度。雪の為、つま先は冷え冷え。
犬の散歩をしている方も寒そうでした。春の足音が聞こえると
雪が降る関東ですが、本当の春はもうすぐそこまで来ていますよ。



2005年2月12日(土曜)


今日訪れた天神様は大田区仲六郷にある北野天神、
通称「落馬止め天神」です。
境内の梅の木もちらほら花が咲き始めていましたよ。


この天神様のいわれは八代将軍吉宗公の乗馬が暴走して
あわやと言う時に、この北野天神あたりで馬が静かになり
落馬せずにすんだと言われたことから「馬天神」
「落馬止め天神」と言われるようになったようです。


社の中には等身大の「木馬」があり、毎月25日の縁日には
願い事が決して落ちませんようにとその木馬にまたがり
祈願することが出来るんだそうです。
合格祈願はもちろんのこと飛行機が落ちないようにとか
落選しないようにとか人気が落ちないように、
また落馬しないように・・・といろんな方が祈願され
るそうですよ。天神様も大忙しですね。


中継時の都心の気温は2.2度。多摩川の土手に立つと
こんなにきれいな空を見ることができました。
早起きは三文の得。天気の良い日はちょっと早起き
をして散歩してみるのもいいですよ。



2005年2月5日(土曜)


2月は本格的な受験シーズン。そして梅の季節。
そこで今月は「受験生もがんばっ天神」と題して梅とも関係の深い
学問の神様である天神様めぐりをして行きたいと思います。
最初の今日は江東区にある亀戸天神です。


こちらの天神様は1662年に菅原道真公の末裔、菅原大鳥信裕公
が九州の大宰府天満宮から勧請、地形をはじめ社殿や楼門、
太鼓橋など境内の結構すべてを大宰府の社にならって
造営したことを起源としているそうです。
心字池にかかる朱塗りの太鼓橋が印象的ですよね。
少しずつ日の出が早まってきたものの亀戸天神に着いた
6時20分ごろはまだ薄暗く、フラッシュを焚いて撮影したものの
写りが暗くなってしまいましたm(__)m。



開の梅の木、3部咲きの木、1輪しか咲いてない木など様々でしたが
鳥居の両脇の梅はほぼ満開になって私たちを出迎えてくれました。
2月8日からは梅まつりも始まりますよ。



中継時の都心の気温は4.5度。風もなく割合暖かな朝でした。
立春は過ぎたもののまだまだ冬の寒さが続きます。
本当の春が待ち遠しいですね。