2004年7月放送


「トヨタ飛び出せ街かど天気予報」この時間、お天気を伝えてくれるのは、
「晴ればれキャスターズの山口良子さんです。

毎月テーマを決めて、いろいろな場所からお天気をお伝えするのですが・・・
今月のテーマは、…7月19日は海の日。今月は海にちなんだテーマでテーマ
「船を見に行こうかい?」です。



2004年7月31日(土曜)


今回は、港区港南にある「東京海洋大学」品川キャンパスに
ある「雲鷹丸」を見にやってきました。
中継時の気温は、27.1度。今日も暑くなりそうです。



「雲鷹丸」は1909(明治42)年に建造されたパーク型帆船です。
1929(昭和4)年8月まで20年間にわたり33回の航海を行うと
ともに、捕鯨実習を始め、学生実習、漁業調査、漁撈技術、漁具
開発などに活躍し、漁獲物処理では船上でカニ缶詰製造に成功
しました、帆船型の捕鯨船です。1962年(昭和37年)から大学
構内(品川キャンパス)に展示され、1998(平成10)年に登録
有形文化財に登録されました。


平成13年4月から、毎日日没から2時間ライトアップされ、
東京モノレール、首都高速1号線からも往事の勇姿を一望
することができます。とってもキャンパスが広く良い感じですよ(^^)



東京海洋大学品川キャンパスの回りには、高浜運河遊歩道が
あって、眺めもよく…とっても良い所でしたよ。みなさんも
散歩がてら、いってみて下さいね。



2004年7月24日(土曜)


今日は、港区の湾岸通り沿の東京港建設事務所敷地内に
陸上固定してある船「第一芝浦丸」です。
ちょうどモノレールの下あたりにありますよ。


この「第一芝浦丸」は、東京港が隅田川河口の港湾で
あったころ、港湾の浚渫を行った土砂を運ぶ土運搬船を
曳いた曳船。1926年に完成、74年に廃船となるまで
50年近く現役で活躍しました。
長さ18.29m、幅4.27m、37.74t



この船は、当時!船舶技術の粋を集めた高性能の蒸気船だった
そうです。ほんと海岸通り沿いにありますので…
こちらに来たときは、見てみて下さいね(^^)


中継時の気温は、28度。今日も結局真夏日になりました。
暑い日が続きます(^_^;)なんと19日連続の真夏日なんです。
今までの真夏日の連続記録は…1995年の37日間。
もしかすると、記録を抜くかも?ですね(^_^;)



2004年7月17日(土曜)


今日は、2隻の船をご紹介するために「船の科学館」に
やってきました。まずは、初代南極観測船として使われた
「宗谷」です。中継時の気温は26.3度…湿気のある
べたべたした感じでした(^^)


南極観測船だった「宗谷」1938年に作られ、1940年に
「宗谷」として誕生しました。測量船他として活躍したあと
戦後引き揚げ船として使われ、その後さらに南極観測船として
活躍し1977年に解役したあと、こちらに保存されました。



続いては「羊蹄丸」です。1965年から1985年まで
青函連絡船として就航。展示船としての改装後…1992年
船と海の博覧会に日本政府パビリオンとして出展。
1997年から一般公開されました。


休みなんかにお台場に遊びに来る人は「船の科学館」に
足を伸ばして下さいね。中も公開してますよ(^^)



2004年7月10日(土曜)


しかし…暑い日が続きますね(^_^;)梅雨は何処に…
ということで、今日は江東区越中島の旧商船大学、
現在の東京海洋大学構内に係留保存されている「明治丸」
に来ました。中継時の気温は、28.1度。こんな早朝に
関わらず暑かったですよ(^^)
…そうそう、この時間は門が閉まっていて中に入れなかったです。



この写真は、昼間に山口さんが撮ってきてくれました。
良い感じでしょ(^^)この船は、政府が灯台監視船として
英国に発注。明治7年に完成。明治9年に明治天皇が
東北御巡幸のとき青森から函館系夕で横浜まで乗船。
「海の日」は明治天皇が御巡幸を終え、横浜に着いた7/20
を記念して作られました。そして明治29年、商船学校の練習船
として活躍。昭和29年に練習船としての任務を解かれ、現在の
海洋大学の校庭に保管されています。


山口さんが出した本「飛び出せ!街かど天気予報」の
53ページにも同じ写真がでてますよ(^^)
是非、手に取ってみて下さいね。



道を渡って逆側の越中島公園の入り口には
イカリが飾ってあります。遊びに来てみて下さいね(^^)



2004年7月3日(土曜)


7月最初の3日は、横浜山下公園にある「氷川丸」と
みなとみらいの日本丸メモリアルパークにある「日本丸」を
ご紹介します。まずはおなじみの山下公園にやってきました。
中継時の横浜の気温は19.8度。
空気が乾いていたので過ごしやすかったですよ(^^)



氷川丸は昭和5竣工、ただちにシアトルに向け、処女航海の
途につきました。「氷川丸」の船名は、氷川神社(埼玉県)から
授かったそうです。等船室など船内の随所に、アール・デコ様式の
インテリアも、採り入れられました。オーシャンライナー全盛期の
優美な船型と、一流シェフの料理をはじめとする最高のサービスが
相まって、「北太平洋の女王」と呼ばれました。
昭和35年に引退。36年に山下公園に保留されました。
…船上ビアガーデンもやっていましたよ(^^)



こちらは、帆船「日本丸」です。
日本丸は昭和5年、文部省航海練習船として進水しました。
地球を約45周半航海し、約11500名の実習生を育ててきました。
日本丸も昭和59年には現役引退を余儀なくされ、現役を退きました。
そして第2の人生を横浜で過ごすことになり、横浜市民の親しい
友として現在に至っています。



日本丸はかつて「太平洋の白鳥」と呼ばれていたそうです。
ほんと立派できれいですよねぇ(^^)帆が張ってあるのが
見てみたいです(^^)みなさんも是非…足を運んで下さいね(^^)