2002年10月放送


「トヨタ飛び出せ街かど天気予報」この時間、お天気を伝えてくれるのは、
「晴ればれキャスターズの山口良子さんです。

毎月テーマを決めて、いろいろな場所からお天気を
お伝えするのですが・・・今月のテーマは、「東京で見つけた童謡の歌碑」です。



2002年10月26日(土曜)


10月も最終週。歌碑巡り、最後は代々木にある
「春の小川」の歌碑になります。
気温は14.5度、小雨の降るちょっぴり肌寒い朝でした。


意外や意外、「春の小川」のモデルとなったのは
渋谷区は代々木を流れる川だったんです。
その名も「河骨川」(こうほねがわ)。
今は暗渠となって、地下を流れています。



うしろを走るのは小田急線です。
東京オリンピックの時に区画整理で川は
埋め立てられてしまったそうです。



歌碑は代々木公園の向かいにある「代々木小公園」の
横にあります。小雨の降る中でしたが、グラウンドでは
早朝サッカーを楽しむ若者たちの声が響いていました。



2002年10月19日(土曜)


台東区浅草七丁目。
隅田川沿いに広がる、隅田公園に飛び出してきました。
気温19.6度、天気は曇り。
こちらには野球場・プール・テニスコートなどがある
リバーサイドスポーツセンター、公園設備も充実しています。



今日の歌碑、名曲「花」です。
作曲・滝廉太郎、作詞・武島羽衣(はごろも)。
武島氏自筆の歌詞が刻まれています。
うしろ姿は取材中の山口さんです。


「花」は東京芸術大学の教授だった武島氏が作詞を行い、
同校の助教授であった滝廉太郎が曲をつけ明治33年に
完成しました。
歌碑は、武島氏の教え子によって昭和31年にたてれらました。



写真は公園からのぞむ言問橋です。
歌碑は、少し上流にある桜橋とのちょうど真ん中くらいに
あります。こちらには水上バス乗り場もあり、
ニッポン放送のあるお台場へとつながっていきます。



2002年10月12日(土曜)


10月のテーマは「歌碑巡り」。
今日は繊維業界の街、最近だと「ニポカジ」なんて
いう流行!?ファッション発信地でもある
日暮里にやってきました。
今朝の最低気温は12.6度。
今季一番の冷え込みでした。薄手のシャツだけだと
かなり肌寒く感じてしまう、ひんやりとした朝でした。


中村雨紅さんの経歴です。第三日暮里小学校の
道の反対側、日暮里中央通り沿いにありますよ。
なんか…勉強になりますね。


第三日暮里小学校横にある「夕焼け小焼け」の歌碑。
作詞者の中村雨紅は、この小学校の教員をしていた
こともあるそうです。


第二日暮里小学校にも「夕焼け小焼け」の歌碑があります。
中村雨紅は、こちらの方では教育実習をしたとか。
快晴の朝、今日は夕焼けが綺麗に見えそうです・・・



2002年10月5日(土曜)


10月のテーマは「東京で見つけた童謡の歌碑」
今日は目黒不動にある歌碑をご紹介します。
気温21度快晴、爽やかな朝でした。


小高い丘に位置する目黒不動。ながーい階段を上ると
本尊が現れます。これがなかなかの運動に・・・ハアハア。
近所のひとたちもたくさん散歩をしに来ています。



不動尊の階段下を左に歩くとあるのが「十五夜お月さん」。
作曲者の本居長与(もとおりながよ)の顔と共に歌詞が
刻まれています。本居長与は「七つの子」「青い目の人形」
「赤い靴」などを作曲した人としても有名です。



こちらは「みずかけ不動」さま。目黒不動は広大な敷地にた
くさんの仏像やお堂があって、お参りするにも見所が
たっぷり。目黒にありながらも都会の喧噪を忘れさせて
くれる穏やかな場所です。