2006-12-09更新

『半田健人さん』

仮面ライダー555で、
子供からお母さんまで、
大人気の半田健人さんに、
お会いした。

かねてより、
「タモリ倶楽部」に、
なんかかっこいい青年が、
よく出てくるなぁと、
思っていたら、
これが半田さんということを、
後に知った。

ではなぜこの人が、
あの独特のタモリワールドに、
こんなに馴染んでいるのか、
今回様々話をしてみて、
よーくわかった。

まず「タモリ倶楽部」に、
出演のきっかけは、
高層ビルについて、
番組で取り上げる際、
たまたま半田さんの、
HPをみた番組のカメラマンが、
なんかやたらと、
高層ビルに関して詳しい、
仮面ライダーだった人が、
いるのでゲストに、
呼んでみたらどう?
ということだったそうだ。

いざ収録が始まると、
これがもうタモリさんも、
ゲストのやくみつるさんも、
驚くほどの、
高層ビルに関する造詣の深さ。

そんなことから、
番組出演が始まったわけだが、
半田さんのもう一つの顔は、
昭和四十年代の歌謡曲が、
大好きだということ。

世の中に、
小室哲也さんの音楽が、
流れている頃、
それとは正反対の歌謡曲に、
惹かれたのがきっかけで、
作曲家別に、
当時の作品を聞き込んで、
いくという熱心さ。

今回は渚ようこさんと、
横山剣さんの、
「かっこいいブーガルー」と、
半田さん作詞作曲の、
「新宿、泪知らず」を、
デュエット曲を、
発売することになった。

「新宿〜」は、
まさに40年代の歌謡曲調で、
おまけになんと、
半田さん自身の夢だった、
編曲まで担当すると言う、
才能ぶり。

そして私と盛り上がったのは、
街歩きの話で、
ここはもともと、
どんなところだったのかに、
非常に関心があると言うから、
うれしいじゃありませんか。

特に、川が流れていたところを、
埋めた後のいわゆる暗渠を、
散策することが好きだそう。

このあたり非常に、
意気投合してしまい、
いつかマイク一本、
ぶらぶら歩きの放送を、
したいものですねとなった。

おまけに、
私の母と同じ、
芦屋高校出身と知り、
これまた驚いた、

阪神淡路大震災のときは、
前夜から風邪気味で、
うつらうつらしていたため、
最初に小さく揺れた瞬間に、
がばっと起き上がり、
その後の大きな揺れで、
今まで寝ていたマクラに、
台の上のTVが、
ドンと落ちてきたそうだ。

熟睡していたら、
どうなっていたか、
わからなかったという・・・

等々さまざまな話をして、
なんとも話が合う人だと、
思いながら別れた後で、
年令を計算したら、
なんとまだ22歳!

年令差が27歳もあったなど、
微塵も感じさせなかった。

そして、そうか!
だからタモリさんの、
番組にも何の違和感もなく、
しっかりと馴染んでいるわけだと、
深く深く納得した次第。

ニッポン放送
うえやなぎまさひこ