2006-05-14更新

『赤坂にて』

日曜日は大抵、
午前中から午後にかけて、
ジムに行く事が多い。

その後は、
子供達を連れて、
近所の散歩をする。

歩いていく事もあれば、
車に乗っていくこともある。

夕方に家人が、
息抜きを兼ねて、
ちょっと外出することもある。

だから、基本的には、
ほとんど子供と過ごす、
日曜日なのだ。

そんな時もう一つ、
欠かせないのがラジオ。

好きでやっている仕事だから、
聞くことだって、
やはり好きなんだねぇ。

人によっては、
自分が影響を受けてしまうから、
人のラジオは一切聞かない、
という人もいるが、
それはそれでいいと思う。

日曜日はテレビも含めて、
チェックしたくなる番組が、
結構ある。

三宅裕司さんと富田アナウンサーの、
掛け合いはやはり面白いし、
テレビなら「新日曜美術館」も、
ジャンルによっては要チェックだ。

田原さんの「サンプロ」も、
自分の番組の中で、
いっちょまえのことを言うために、
ジムに行きながら、
携帯ラジオで音声だけで、
聞くことも多い。

午後になれば、
大友康平さんに山下達郎さんと、
ミュージシャンの語りに、
惹かれる。

そして夕方には、
鶴瓶師匠が待っているし、
時にはスタジオにお邪魔する。

そんな番組の数々を、
子供とともに過ごしなら、
聞いていると、
あっという間に、
日曜日が終わってしまう。

そして、
忘れてはいけないのが、
伊集院光さんの、
「日曜日の秘密基地」

スタッフと伊集院さんが、
手を一切抜かず、
作り上げている4時間だと思う。

さらには、
去年までのレギュラーパートナー、
TBSアナウンサーの、
竹内香苗さんは、
伊集院さんにとって、
良い相方にめぐり合ったもんだと、
ラジオ屋の仲間として、
心から思ったものだ。

そしてなんと、
その伊集院さんの番組から、
お呼びがかかり、
LFの社員ながら、
出演してしまった14日の日曜日。

赤坂に行く直前まで、
子供の散歩に、
昼ご飯の食器洗いを、
しながら聞いていた番組の、
スタジオにいる自分が、
不思議でならなかった。

さらには、
あのうえやなぎさんが、
登場ですと、
「キング・オブ・コメディー」の、
お二人に煽られての登場だから、
テンションが、
異常に上がってしまい、
同じスタジオをお使いになっている、
大沢悠里さんの座っていらっしゃる、
イスをひっくり返すという、
暴挙に出てしまった。

しかし反省をしながらも、
ゲストという、
普段とはまったく異なった、
気分を味わえたことは、
貴重な体験だった。

伊集院さん、竹内香苗さん、
キング・オブ・コメディーの、
お二人、そしてプロデューサーの、
池田さんには、本当に感謝しています。

あれだけ大騒ぎした後、
誰に知られるわけもなく、
とぼとぼ赤坂を歩いて、
駅に向かうギャップが面白かったなぁ。

他人の芝生という言葉があるが、
素敵な番組だなぁと、
正直思った。

しかし、私の置かれた環境、
つまりは自分の番組のスタッフや、
自分の会社にも、
感謝しなくちゃいけないよなと、
思った次第。

さぁ、明日からも、
ラジオ、やりますよぉ!

追伸
スタジオのイスだけは、
LFの方がいいイスだった。

竹内さんは、
みのさんの番組もいいけれど、
ラジオをやっていて欲しいものです。

そして伊集院さん、
ありがとね。

ちなみに、
人の番組は一切聞かないと、
言った人は、
もちろん伊集院光さんですよ。

ニッポン放送
うえやなぎまさひこ