7月19日(木)

『夢は幾つになっても叶えられる〜葛飾区の主婦がもう一度「歌う」に挑戦!』

 「最初の一歩を踏み出せば、そこにはまた新しい夢の扉が
待っている」

 二人の主婦が偶然にも同じ夢を抱き、そして同じような事情でその夢を断念し・・やがて運命の糸に導かれるように
出会い、そして音楽ユニットを結成しました。
名前は「あん」。
村上初美さんと、渡辺道代さん、そしてピアノ伴奏の
陶山高志さんの3人からなるユニットです。

村上さん、渡辺さんは、それぞれ沖縄、群馬県で学生時代より音楽を目指し、上京。
しかし、音楽よりも「結婚」を選択し、偶然にもお二人とも
24歳でご結婚されます。
そして、子育てに奮闘している中で、親御さんの看護や介護
に奔走する日々を送るんです。
(という境遇も本当に同じ)
もちろん、そうした介護に奔走する時間の中には
「音楽」は存在していませんでした。

 子育て、介護もひと段落しました・・
さぁ、一体何をしていけばいいのだろう?
そんな頃、、村上さん、渡辺さんを再び「音楽」へと
導いてくれたのは、ほかでもなく「周りの人たち」でした。

「恥ずかしがる自分を何度も何度も、歌ってみない?と
誘ってくれた」・・というのは、熱心な友人からの
励ましがキッカケとなった、という村上さん。

「あなたの声はいいわ。歌ってみなさいよ」と、生前
病床で励ましてくれたお義母さん。
そして、音楽イベントへ応募する際、郵便局まで付いてきて
くれ、背中を押してくれた友人、
たくさんの方に励まされ、20年というブランクを越えて
「歌う」ことを始めた渡辺さん。

二人は出会ったとたん、互いの共通点などを語り合い、
そして「歌う」ことへの想いを確認、共感しあったそうです。
「色々なことを経験したからこそ、若い頃には歌えなかった
歌を歌えるようになった」
村上さん、渡辺さんは「歌う」ことへの喜び、感動と共に
もう一度「音楽=歌」へ導いてくれた皆さんに
お返しがしたい、とおっしゃっています。

・・それにしても、見事な歌声です。
学生の頃、お二人ともに「いい声してるわね〜」と
褒められた、ということが頷けます。

「あん」のアルバムは、柏高島屋のステーションモール8階
ウイングブックセンターで販売されています。
是非、聴いてみて下さい。
そして、9月、10月には我孫子などコンサートも
あります。
特に10月5日(金)夜7時開演
我孫子駅前「けやきプラザ ふれあいホール」での
コンサート、ぜひぜひお出かけになってみて下さい!