先週に引き続き月刊Hanadaの編集長 花田紀凱さんにご登場いただき、また新たに籠池泰典氏のご長男である籠池佳茂さんも交えて、森友問題について分析致しました。
須田:今日は花田さんと籠池さん!私は是非籠池さんに出ていただきたい!ということで無理くり出ていただいて。今日は大阪からお越しいただき、ありがとうございます。月刊Hanadaの9月号で安倍総理に謝るべきだ、という籠池さんとの対談が掲載されていましたが、「やられたー!」と思いましたね、これはもう。してやられたと。
花田:当然、当事者に聞くというのが大事ですから。本当は籠池ご夫妻にも聞きたいのですけれども、ご子息がちょっとご両親とは考え方が違った、という情報を得たので、これは聞いてみたいなと思いまして。
須田:もともと籠池さんとはお付き合いはあったのですか?
花田:取材に去年うちの編集部の者を行かせまして。
花田:いま籠池さんが仰ったことに付随して是非言っておきたいのですが、籠池夫妻がやっていた幼稚園、あの教育方針についてあれこれ世の中で言われて、テレビも散々放送しました。だけど私立の幼稚園だから、どういう教育方針であっても構わないんですよ。
須田:それが嫌ならば他にいけばいいのですものね。
花田:すごくしっかりした教育もしてらしたので、あの幼稚園は人気もあったのです。そういうことを受けて、知識人の方たちも講演に行ったりしていた訳です。そういう人たちが、あの事件が起きてから一斉に黙るか批判的になった。やっぱりおかしいと思うんですよ。教育方針自体は間違っていない、ああいう考え方もあってもいいというくらいのことは当然言うべきですよね。籠池夫妻が追い詰められたような気持になったのも、わかりますよね。だって、今まで支持していた人たちが何も言わない。むしろ反対しているという訳ですからね。
須田: 最近のこの手の問題というのは、真実が何なのか真相が何なのか、ということよりも、これを使って如何に安倍さんの足を引っ張ろうと、、、残念なのですが籠池さんご両親を潰そうとかそういう意図ではないんですよね、メディアも。つまり安倍さんの足を引っ張るために、籠池夫妻が利用されてしまった。そういった点でいうと、変なことに巻き込まれてしまったなという所だと思うのですが、その辺りご両親はどうご理解されているのですかね?
籠池:父の方はある程度は把握はしていると思うのですが、結局去年の2月の騒動というのが激し過ぎたものですから、父本人自体がもう疲れているのではないかな、と。なかなかその中で「これまでの教育方針が正しかった」とは、、、去年の2月の報道ではかなり言っていたと思いますが、そのあとの1年以上の経緯の中で、なかなかもう一度その話をする気にはなれないのではないかな、というのが率直なところだと思います。そこは父のほうもしっかり、自分がやってきたことは間違っていないだ、と修正すべき点はあるかもしれないですね。
その他にも、渦中にいたからこそ語れる森友問題の裏の姿を籠池氏にお話しいただきつつ、昨年2月の森友騒動の分析など、鋭く切り込んでいきました。
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