自民党の総裁選が終わり、モリカケ問題についても議論が飛び交うこの頃。「国会の爆弾男」の異名を持つ、日本維新の会 衆議院議員の足立康史さんとともに、今回の自民党総裁選について語りました。
須田: ぜひ自民党の総裁選についてもお話を聞きたいのですが、今回の自民党の総裁選、安倍さんと石破さんの一騎打ちということになったのですが、ちょっと不思議だったのが石破さんに対して野党からある種応援が出たり… 今回の総裁選って何だったんだろうか?って…
足立:今須田さんがおっしゃってくれたように、非常に興味深いな、と思って私も見ていたんです。結局ね、今話しをしてきて私が申し上げたのは、実はそれを正面から取り上げているのは私だけで、実は与党自民等と野党立憲民主党とかは、裏ではね、ある程度馴れ合いというか、相互補完というか、持ちつ持たれつでやっているんだ、というのが私の指摘なんですが。
足立:国会ではそうしているようなのですが、地元に行くと、実は与党と野党って仲良かったりするんですよ。だから、自民党の総裁選で例えば党員投与ってありますよね?でも、党員って誰でもなれるんですよ、お金を出したら。私は、自民党支持者だけではないんじゃないかな?と思うんですよ。僕の経済産業省の先輩で、八幡和郎さんという方がいらっしゃるのですが、彼がFacebookか何かで書いていて「そうだな!」って思ったのですが、彼がいうのは、自民党員っていうけど、いわゆる野党が党員として送り組むことだってできるわけですよ。二重国籍が一時問題になりましたけど、二重党籍だって善戦できますから。そういういい加減な実態というのがね、玄葉事務所の話なんかでもでましたけど、地域では馴れ合いでやってるんですよ。
須田:玄葉さんの話というのは、玄葉さんの秘書が「石破さんをよろしく!」と支持者に声をかけて回ったという…
足立:いったいなんだろうという。
須田:そもそも日本維新の会というのは、そういった与野党のもたれを壊そう!というのがスタートだったんですよね?
足立:あ~、いいですね、須田さん、維新に振ってくださって(笑)僕ね、いま維新とも戦っているですよ。橋下徹さんが10年前の2月に作った政党で、8年前に大阪維新の会を立ち上げ、5~6年前に国政政党を始めて作った。安倍政権がもう一回戻ってきた時に維新の会もできたんですよね。その時は、今仰ったように与党でもない、野党でもない、ちゃんと合理的な社会を作るんだ!ということで改革政党として出てきたのだけれども、ダメですね、国会議員は。赤絨毯踏むとね、やっぱり国会議員の同じ雰囲気に入ってしまって戦おうとしない。そういう所に私はいま、暗澹たる気分になってましてね。もう一回、橋下さんが作りたかったような政党、橋下さんが作りたかったような新しい政治を作りたいと思って。
歯に衣を着せずに現代日本政治の問題に切り込んでいく、足立さんと須田慎一郎の軽快なトーク。そのほかにも、辻元清美さんへの指摘や足立さんの国会議員としての想いなど、幅広く話が広がった。
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