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2018.03.26

覚醒剤取締法違反で計12年間収監。そんな経験者だからこそ実をもって語れる、中野瑠美さんからのメッセージ

3月24日(土) 18時~18時半に放送のラジオ番組『須田慎一郎のニュースアウトサイダー』に、ハートカンパニー代表の中野瑠美さんにゲストとして起こしいただきました。

元・女囚の中野さんはこれまで3度、覚醒剤取締法違反で逮捕され計12年間収監。その後薬物を断ち切り、現在はその経験を元にテレビ番組に出演、大阪の堺市でラウンジを2店舗経営されていらっしゃいます。

元々は器械体操の選手。覚醒剤を始めてボロボロになり、美容学校に通うもその期間中に妊娠。

須田:… そろそろ本音の部分を聞いていきたいのですが、そもそも覚醒剤に手を出すきっかけというのは何だったんでしょうか?

中野:きっかけは、好奇心だけ。怖いとかなくて、どんなんやろう?って。サクッといっちゃいました。

須田:うん。それまでの人生ってどんなだったんですか?ある種、こういう、やっぱりやさぐれたみたいなところってあったんでしょうか?

中野:覚醒剤始めるまでは、私器械体操の選手だったんですよ。関西で2位、3位ってなったり。そこからこけっちゃって。覚醒剤始めてからボロボロ、っていうか「不要」?地元の学校も悪かったね。

須田:その器械体操をやめて学校を卒業したあとは、美容学校?

中野:はい、美容学校に行ってました。

須田:で、美容室の仕事はされたんですか?

中野:美容室の仕事は2年間やってたんですけど、その間にお腹にも子供作っていて、お腹おっきくなったから卒業できなくて。

須田:21歳の時からすでにラウンジを開業されていたんですよね?

中野:はい、この仕事若い時から好きだったんだと思います。

初めて逮捕されたきっかけは?禁断症状や、刑務所での幻覚・幻聴に苦しむ日々

須田:ちょっと覚醒剤の話を伺ってい来たんですけどね、やっぱり「見つかってしまった」ってことなんですよね?警察に。

中野:そうですね。覚醒剤が切れそうになる時に眠たくなるんですけど、車の中で良い感じに眠ってしまっていて。それを見ていたトラックのお兄ちゃんが「女の子が死んでるんちゃうか」と警察に電話してくれて。で、心配してきてくれた警察や救急車に保護していただいて、そうしたら車の中からいっぱい出てきた、っていう感じで。

須田:あ~… じゃあたまたま偶然ってことなんですか。

中野:はい、ありがたみはある(笑)

須田:ははは(笑) その時って体に痛みがあるとか禁断症状のようなものはあったんですか?

中野:うん、えっとね、1日~2日はもう起きれなくて。で、3日目くらいから自然に手がこうピッと上に上がる。神経がマヒしているから手が上がってしまって。で、手や足が勝手に動いてるわーとか、顔はずっとピリピリしているから、あーこれ消えていってるんやなーとか。禁断症状というほど体はしんどくなかったけど、でもやっぱり見ている夢が怖い夢とか、夢がもうずーっと、こうずーっと寝ている間中見ている感じ。

須田:幻覚とかはないんですか?

中野:幻覚あります。看板の横にずーっと人が立っていると思っていて。玄関から出て行かれへん。ずーっとおるなーって窓からみてて、それで夕方になって疲れて寝てしまう。

須田:う~ん、なるほどね。それで、やっぱり、刑務所に入るとそういった禁断症状に襲われるわけですよね?そういった時は周囲はどういった風に対応しているんですか?

中野:えっとねー、警察にいる間に(1ヵ月~2ヶ月あるので)禁断症状は終わってしまうんですけれど、やっぱり刑務所行ってからは幻聴とかがひどくなったりする。落ち着いてシーンとしている場所なんで、聞こえんでいい人の声が聞こえるとか。そんないろんなもんが見えたりするから。後々の幻覚や幻聴の方に苦しむんちゃうかなーって思う。

覚醒剤の経験者だからこそ実をもって語れる、中野さんからのメッセージ

その他にも、しんどく陰険な女子刑務所の日々のルーティン・実態について、刑務所の中で経験した図書やミシンの仕事について1ヵ月に1回のお菓子の日について。あと2回逮捕された時のきっかけについてや後遺症のついて、更生について中野さんが思うことなど。覚醒剤のリアルを経験者の声として語ってくださいました。

覚醒剤をやめたきっかけは本当に小さなことで、「家族と一緒になりたいな」と思ったことだったそうです。それで案外簡単にやめられたので、「あ、これはみんなやめた方がいいな」と思われたとのこと。元々覚醒剤に染まる前は学校の先生になりたかったこともあり、「みんなにもがんばってほしい」という気持ちから覚醒剤使用者の更生の手助けをされている中野さん。

みなさんも中野さんの様に実経験者に話を聞いてもらえた方が、身近に感じるからか更生に気持ちが向くそうです。でもそれでも、覚醒剤に戻ってしまわない・いなくなったりしないで更生ができた人は、中野さんでも2人しか見たことがない。

中野:辞められたひとは「今の方がよかった~!辞めてからが幸せ!」という声が聞こえてきて、やっぱりみんなにがんばってほしいな~と思います。「今日やめよ!」ではなくて「今日もせんとこ。今日もせんとこ」って挑んで欲しい。1年2年3年かかるけど、そこまで頑張れば信頼が返ってくるし、上にしか向かないから。3年頑張ってほしい。これだけ堂々と外を歩けるようになっているし、辞めてよかった!と思います。覚醒剤の10年はもう置いておいて、その分10年長生きしたろ!って思っています。

中野:今の夢は、ほんまに「はぁ?」っていう感じなんですけども、少年少女の更生の仕事がしたい。こうしていこうな~ああしていこうな~って、ボランティアでもいいから先が見えていない若い子に、私もこういう経験をしたからこうしたらあかんで、ってリアルに教えてあげたい。うち自分のこどもに教えてきたんですよ、悪かったからね。今悩んでいる若い皆さん、「1回くらいの甘い気持ち」がドツボにはまるから、その1回、甘いこと考えたらあかんで。甘い言葉に負けたらあかんで。

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      経済誌の記者を経て、フリーのジャーナリストに。週刊誌や新聞などで執筆活動を続けるかたわら、ラジオ、TVの報道番組で活躍中。政界、経済界での豊富な人脈を元に数々のスクープを連発。

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      東島衣里
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      東島衣里
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      1991年1月4日生まれ。
      長崎県出身。
      趣味は読書、料理。
      特技はバレエ、ぱぱっと料理。
      Facebook:東島衣里

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