南原清隆のスポーツドリーム

ニッポン放送「トヨタスポーツドリーム」(9月20日放送)。

「銀メダリスト松永共広選手に挑戦！フリースタイル10本勝負！！」

「オリンピックまでの道のりは正直長かった」
松永「イエス。アテネをひとつの目標としていたのですが出られなくて・・」

「アテネから北京までの間、どこが一番きつかったですか？」
松永「きつい練習をした後、筋肉痛になって動けなくなるんです。
若いと回復が早いので無理してでも動けるんですけど、
歳を重ねるにつれてだんだん動けなくなってきます。
無理したらけがにつながるので、そこをどううまく乗り切るかで変わってくる
と思います。自分の場合は長い経験を活かしてマイペースで
練習できたのが良かったのかもしれません」


「メダルを獲得してから世間の見る目が変わった？」
松永「ノー。でもテレビ局に呼ばれた時は多少変わったなと（笑）。
自分の楽屋があってびっくりしました！」
「”これ、俺の部屋？”みたいな感じですか？」
松永「弁当が置いてあったり、メイクさんに髪を直してもらったり。
でも周りの見る目は全然変わってないです」


「メダルを獲得したのは自分だけの力ではない」
松永「イエス。コーチや家族はもちろん、選手とぶつかって
耳が切れてしまった時に何度も治療をしてくれた先生や、
レスリングシューズがなくなってしまった事があって、急遽
”もうすぐオリンピックなんでお願いします”と無理を言って
作ってもらった職人さんとか、たくさんの人のおかげだと思います」

対談を終えて
南原「朴訥していながらも芯がしっかりある選手でした」