南原清隆のスポーツドリーム

ニッポン放送「トヨタスポーツドリーム」(12月6日放送)。

「元日本代表・北澤豪さんに挑戦！ギリギリキラーパス10本勝負!」

「今も選手時代の夢を見る事がある」
北澤「はい。うまく行かなかったシーンをよく見ます。あの時ああしていれば良かったなみたいな」

「その時のユニフォームは何色ですか？」
北澤「ヴェルディのユニフォーム(緑)も日本代表(青)のも両方ありますよ。
今でも後悔がポーンと出てきます」

「うまく行った夢は見ないんですか？」
北澤「見ないですね。”なぜそっちに行ったんだ！”みたいな後悔です」


「日本代表監督のオファーがあったらやってみたい」
北澤「はい。現役を引退してからたまに取材に行くんですけど、
選手達を見るとかっこいいんです。その度に
“現役中に早くそこに気づけたら良かったな”と後悔します。
”こいつら今人生で一番輝いてんな！”と思えて羨ましいです」

「オーラとか出てるんですか？」
北澤「試合前、ピッチに出てウォーミングアップをしている姿とか、
顔つきとか、凄いかっこいいなと思います」

「国歌を唄っている時もきっと気持ちいいんでしょうね？」
北澤「あそこでスイッチが入ります。選手だけじゃなくて監督も同じでしょう」


「サッカーの事を考えない日はない」
北澤「はい。サッカーで自分が作り上げられたようなものです。
今子供たちにサッカーを教えていたりもするので」

「お子さんはサッカーをやられてるんですか？」
北澤「やってますよ。教えた事に気づくのに5年かかる事もありますし、
すぐマスターしてくれる事もあります」

「自分の息子にサッカーを教えるというのはやっぱり楽しいものですか？」
北澤「自分の子より他人の子に教える方がいいですね。
自分の子だと直接答えを言ってしまうんですけど、
他人の子だときちんと教えようという気持ちになるんです」

「ずっとサッカーを続けて欲しいですか？」
北澤「本音はそうですけど、本人が一番やりたい事をやらせてあげれば
いいのかな」

オンエア曲
イーグルス「ホテル・カリフォルニア」

対談を終えて
南原「”夢中になる”。素晴らしい言葉ですね。何にしても”努力している”
という気持ちにならない。それが上達するための近道なんですね」