南原清隆のスポーツドリーム

ニッポン放送「トヨタスポーツドリーム」(1月24日放送)。

プロフィール：（わきさか・じゅいち）1972年7月29日生。奈良県出身

「ちょっと日焼けした感じですが？」
脇阪「グアムで阪神の桧山選手とトレーニングをさせていただきました。
ゴルフクラブを持って行ったんですけど、本当のトレーニングでした(笑)」

「レーシングドライバーはどういうトレーニングをしているのですか？」
脇阪「僕が考えているのはマラソン選手のような感じなのですが、
ボクシングチャンピオンの名城選手も一緒だったんですけど
“ボクシングにも近いのかな？”と。若い頃から野球の選手には憧れていて、やっと今回トレーニングに誘っていただいて嬉しかったです」

「車の中の温度は50度を超えるんですって？」
脇阪「サウナの中でトレーニングをしている選手もいます。
僕はそこまではしませんけどね(笑)」

「体脂肪はどれくらいなんですか？」
脇阪「10％前後です。それより低くなると昼と夜の温度差でのどを痛めたり
します。そう言う意味では競馬の騎手に似た所がありますね。
たとえば僕より20キロ軽い選手がいたら絶対勝てません」

「レーシングドライバーは軽ければ軽いほど有利なんですね？」
脇阪「チームやメーカーが鉄のパーツを軽くするためにチタンに換えて、
下手したら何千万円とかかるんですけど、それをしながら1キロ2キロ
削っていく中で、レーシングドライバーが不摂生で太るような事が
あったら顔向けできません！」


「生と死の世界に生きる脇阪選手。
奥様はレース中、不安で仕方ないのでは？」
脇阪「きっとそうだと思います。うちの子には違うスポーツをやらせようと
思っていますけどね」

「お子様は男の子？女の子？」
脇阪「5歳と2歳、2人いるんですけど、どちらも男です。レースを観に来てもあまり興味なさそうですけどね。ただ僕の周りに優勝したりして人がワーッと集まってくると、近くから離れないんです(笑)。嬉しい事に、今僕のレーシング場の周りに子供連れのファンが物凄く増えてきまして、子供達が僕が
現れると目を輝かせながら“寿一だ！”と言ってくれるんです！」

「今の夢って何ですか？」
脇阪「今はお父さんが子供を連れて来て“寿一だ！”とやってくれてますが、これが10年20年経って、お父さんがおじいちゃんになって、
息子がお父さんになって、そのお父さんが息子を連れて来てくれて
“親子3世代”でサーキットに来て欲しいです！ヨーロッパやアメリカでは
それが文化のような気がするので、日本もそうなってくれたらいいですね」

オンエア曲
BEGIN「三線の花」