南原清隆のスポーツドリーム

ニッポン放送「トヨタスポーツドリーム」(2月14日放送)。

「“左足の魔術師”名波浩を止めろ！強烈スライディング10本勝負！」

「自分が現役でプレーしてきた時代は、日本サッカー激動の時代だった」
名波「はい。Jリーグが始まってすぐでしたし、代表がW杯に行ったりしていたので非常にいい時代でした」

「今はそういうのが一周して落ち着いてきたという感じですか？」
名波「今もサッカー熱が決して冷めているわけではないので、もっともっと
盛り返して欲しいな」


「“名波の左足”というフレーズは私のサッカー人生の誇りだ」
名波「はい。サッカーと野球は左なんですけど、食事と字を書くのは右です」

「フリーキックが得意でしたが、蹴る前から
“これは決まるな！”と思った事は？」
名波「“決まりそうだな”というのはあります。そういう時は自分で蹴りました」


「2010年のW杯には日本は絶対行ける」
名波「はい。間違いなく行けると思いますけど、2014年は危ないですね」

「なぜですか？」
名波「今予選を戦っている選手が4年後はいなくなっていたり、それに伴い
若手が台頭してくるはずなんですけど・・・。最大の要因はアジア全体の
レベルがオーストラリアを筆頭に上がってきているという事です」


「セレッソ大阪がJ2に降格したのが唯一の心残りだ」
名波「はい。でも“唯一”ではありません」

「ベネチアでフリーキックがゴールバーに当たってしまった場面が
ありました。あれが入っていたら違っていたと思います」
名波「よく言われますね。でもそれが運命なのかもしれません」


オンエア曲
アラジン「陽はまた昇る」

対談を終えて
南原「朴訥としゃべりながら、しっかりとした考えを持っていながらも、
実は天然系な所もあるのかな」