南原清隆のスポーツドリーム

ニッポン放送「トヨタスポーツドリーム」(2月28日放送)。

「未来のダービージョッキーに挑戦！真剣勝負の10レース！」

「いざレースになれば、先輩も後輩も関係ない」
三浦「はい。自分に任せてくれるスタッフだったり、馬主だったり、ファンの方がいるんで、その人達は僕に勝って欲しいと思っているのだから、
そこで先輩の事を気にしてどうするんだという事です。
“応援してくれるみんなのためにやってやろう！”と逆に強気になれます」

「負けず嫌いですか？」
三浦「些細な事で負けるのも嫌です」

「ジャンケンもですか？」
三浦「負けたら嫌なのでしないです。競馬だと負けるにしても色々な要素がありますけど、剣道と同じで“1対1”の勝負なので」


「先輩達に先着して勝つのは、ジョッキーならではの無類の快感だ」
三浦「はい。僕の後輩はまだいません。という事は、18頭立てのレースだと、勝つと17人の先輩に一気に勝った事になります。
その場は勝てて嬉しいなと思うくらいなんですけど、だんだん
“あの先輩にも、この先輩にも勝ったんだ！”という感じになってきます(笑)」

「武豊騎手は見ていてどうですか？」
三浦「馬へのあたりがやわらかいですし、同じレースに乗っていて
自分の思っている以上に馬が余力を残していて
勝負所で一気に加速していったりするから凄い！
競馬は『最後の直線に入るまでに馬にどれくらい余力を残せるか』が
ポイントで、直線に入れば後は必死に追うだけですから」


「たまに馬の思っている事がわかる時がある」
三浦「はい。よく”武豊さんは馬語がしゃべれるって本当？”とか言われるんですけど、僕は全くしゃべれません(笑)」

「どんなタイプの馬が好きですか？」
三浦「気の強い牝馬が好きです」

「気の強い馬にはどうしたらいいですか？」
三浦「牡馬だったらそれでもビシッと怒らないといけないんですけど、牝馬は怒るとすねちゃうんです。よくレースの映像を見ていると、最後の直線でムチを入れるとシッポを振る牝馬がいます」

「シッポを振るというのはどういう事なんですか？」
三浦「ムチが嫌なんです。扱うのは大変ですけどうまく乗りこなせた時は
嬉しいですネ」

(トークの続きは「スポーツナビ」で！！！)

対談を終えて
南原「”常勝”と言っているくらいで、勝ち気な面もありながら周りへの配慮もあるという、凄くバランスの取れたジョッキーですね」