南原清隆のスポーツドリーム

ニッポン放送「南原清隆のスポーツドリーム」(5月23日放送)。
(ゲスト：棒高跳び日本記録保持者・澤野大地選手)

「“重力と戦う男”澤野大地選手に挑戦！
スーパージャンプ10本勝負」

「オリンピックの独特のムードは何回経験しても
慣れるものではない」「はい」
「でも次のロンドンは絶対表彰台に立ってやる」「はい」
「ビルの3階くらいなら、棒一本あれば簡単に上がれると思う」「はい」
「1つの高さで跳べるのは3回までだが、もっと跳びたい」「はい」
「同じ競技の外国の選手たちは“ライバル”ではなく
“大事な仲間だ”」「はい」
「海外遠征に行く時はいつも一人だ」「はい」
「『棒高跳び』は背が高ければいいというものではない」「はい」
「正直、周囲のトラック競技が気になることもある」「はい」
「今の所、肉体的な衰えはない」「はい」
「『棒高跳び』は、孤独な競技だ」「いいえ」


「オリンピックの独特のムードは何回経験しても
慣れるものではない」
澤野「はい。アテネと北京2回出てますけど、何回出ても感動します」

「何が違うんですか？」
澤野「4年に1回というのもありますし僕の夢でもありました。小学校の時の文集に“オリンピックに出たい”と書いたくらいですから」

「実際オリンピックに出てどうでした？」
澤野「競技場に足を踏み入れた瞬間の観客の大歓声に、
体の震えが止まりませんでした。快感もあったし、感動して
涙が出そうになりました」

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「道具にはこだわりを持っていらっしゃるんですか？」
澤野「ポールはもちろんですが、いいものを使ってやりたいです」

「サングラスもこだわっていらっしゃるんですか？」
澤野「目に優しいものプラス完全にフィットするものです。
アクロバティックな動きをするので、たとえばポールを突き刺した
時にサングラスがずれてしまったら気になりますから」

「いくつか持っているんですか？」
澤野「ありますね。そのサングラスを着けた時にいい記録が出たら
それを使い続けたくなります」

「スパイクにもこだわっているんですか？」
澤野「自分の足型を取って、“ここで反発が来て欲しい”という時に
来てくれるスパイクが好きです。前に進んでいく上で、重心を真下に
落とした時にすぐに返ってくるような物ですね」

「対談を終えて」
南原「澤野選手が6ｍジャンプを達成する瞬間を見たい！
バーを越える瞬間、“今は無重力状態なんだな”というのを
感じながら、『棒高跳び』という競技を見ていきましょう！！！」


「次回の放送は？」
ゲストは、元新日鉄釜石ラグビー部・松尾雄治さんです。
スター選手として活躍された現役時代を振り返りながら、
現在行っている活動についてたっぷり伺っていきます。お楽しみに！