南原清隆のスポーツドリーム

ニッポン放送「南原清隆のスポーツドリーム」(7月25日放送)。
(ゲスト：元女子陸上オリンピック代表・弘山晴美さん)

「現役時代、最初は1500Mから始められたんですよね」
弘山「中学で初めて陸上をやった時は100からでした。
100、200から始めて、800になって、大学から中距離(1500)になり
最後はフルマラソン。28年かけて距離を延ばしていきました」

「不思議ですね。距離によって全然違う筋肉を使うわけでしょ？」
弘山「そう言われますけど、スピードを元にそれを維持できる
トレーニングをしてだんだん距離を延ばしていきました」

「一番得意だった距離は？」
弘山「1500です。スピード感があって、レースも激しいですから。
それに駆け引きもありますし、一発集中して走るのが好きなんです」

「そんな弘山さんが『フルマラソン』をするきっかけになったのは？」
弘山「私の持ってるスピードをフルに活かせるのはマラソンだと
思いました。トラックで何回もレースに出てますけど、ケニアや
エチオピアの選手とはどうしても差がついてしまうんです。
バネもあり、体型も違うし、高地という環境の違いもありますね」

「参加した数々のフルマラソンのレースを振り返って、
一番を挙げるとしたら？」
弘山「2006年の『名古屋国際女子マラソン』です。
ラスト1キロで渋井陽子選手を抜いて先頭に立って、
10回目のレースで初めて勝ちましたから」

「『走る楽しさ』みたいなものを挙げていただくとしたら？」
弘山「汗かいて走った後に“気持ちいい”と思える事。
そして“ごはんがおいしい！”“ビールもおいしい！”みたいな(笑)。
走る事によって少し太めの方が絞れて体型が変わってくる
というのもありますね」

「どうやって継続させたらいいですか？」
弘山「毎日とか長く走ろうというのではなく、2日に1回とか3日に1回
とかでやっていただけたら。走れる時に走ればいいと思います」

「ここは気をつけた方がいいという点はありますか？」
弘山「ランニングシューズはケガをしないために良いのを選んで
欲しいです。お店で試し履きして買うとか、サイズが合っているもの
とかを選んでください。たまに普通のスニーカーで走っている人が
いますが、ちゃんとランニング用のシューズを履くというのが大事。
ウエアより靴ですよ！！！」

オンエア曲
EXILE｢道｣

「対談を終えて」
南原「テレビで見ていると激しい感じを受けますが、実際お会いしてみると、とてもシャイな“四国・徳島の女性だな”と感じました」

「次回の放送は？」
ゲストは前回に引き続き、弘山晴美さんです。
番組恒例「10の質問」で、弘山さんの素顔に迫ります！
お楽しみに！！！