スポーツ伝説

4月15日~19日の放送内容

【スキージャンプ 葛西紀明選手】

 1994年のリレハンメル大会で団体銀メダルに輝き、次はオリンピックで個人種目のメダルを目標としてきた葛西紀明選手。その目標を見事叶えたのは20年後。2014年に行われた、ソチ冬季オリンピックのスキージャンプ男子個人ラージヒルでした。葛西選手は2位となり、7度目のオリンピック出場で、初めて個人種目の銀メダルを獲得。冬季オリンピックの日本勢では最年長、41歳254日でのメダル獲得を達成しました。
 46歳にして、いまも第一線で活躍し続けるレジェンドは、「50歳まで頑張る」と、22年の北京大会を目指して飛び続けています。


   
【プロ野球 柳田悠岐選手】

 2015年、柳田選手は打率3割6分3厘、ホームラン34本、32盗塁を記録。1シーズンで「打率3割以上、ホームラン30本以上・30盗塁以上」をマークするトリプルスリーの偉業を達成しました。同時に自身初の首位打者にも輝きましたが、この時のタイトル争いは史上稀に見るハイレベルな戦いでした。シーズンの最後まで柳田選手と熾烈な首位打者争いを演じたのは、埼玉西武ライオンズ・秋山翔吾選手です。
 共に1988年生まれの同い年。プロ入りも同じ2011年で、ポジションも同じセンター。ペナントレース折り返しの6月終了時点での打率は、秋山選手が3割8分2厘、柳田選手が3割8分1厘。2人とも打率4割を超えるのでは、という声も上がりました。最終的に、打率3割6分3厘でシーズンを終えた柳田選手が、3割5分9厘の秋山選手を抑えて初の首位打者に。普通なら首位打者になってもおかしくない高い打率をマークしながらタイトルを逃した秋山選手は、216安打でシーズン最多安打の日本記録を更新しました。



【陸上 男子リレーチーム】

 平成になって、日本は男子400mリレーで2度もメダルを獲得。最初の快挙は、2012年の北京オリンピックでした。この時は、アンカーを務めた朝原宣浩選手が粘りに粘って3位に食い込み、のちにジャマイカの失格もあって銀メダルを獲得します。
 それから4年後、16年に行われたリオオリンピックでは、山縣亮太選手・飯塚翔太選手・桐生祥秀選手・ケンブリッジ飛鳥選手の4人が予選レースでアジア新記録。続く決勝レースでは、そのアジア記録をさらに縮めて37秒60をマークし、再び銀メダルを獲得したのです。


    
【サッカー 三浦知良選手】
 
 今年の2月26日、“キング・カズ”こと、横浜FCの三浦選手が52歳の誕生日を迎えました。平成がスタートした1989年、日本にはまだプロリーグは存在しませんでした。一方の三浦選手は、15歳でサッカー王国・ブラジルに渡り、86年にはプロ契約を勝ち取っています。日本をワールドカップに出場させる、という目標のために90年に帰国すると、93年にJリーグが開幕。以来今日まで、日本サッカーを牽引し続けてきました。
 三浦選手は「平成の31年間、ずっとプロサッカー選手としてプレーし続けた、唯一の日本人選手」なのです。

 
 
【高校野球 金足農業高校】
 
 昨年夏に甲子園球場で行われた全国高校野球は、平成最後の夏の甲子園であり、記念すべき第100回大会でもありました。そんな中、ひときわ話題を集めた出場校が、秋田代表の金足農業高校です。特に注目を浴びたのは、エース・吉田輝星投手。秋田大会から全ての試合を一人で投げ抜く驚異的なスタミナは、まさに超高校級。吉田投手の奮闘で、金足農業は秋田県勢103年ぶりの決勝進出を果たしました。金足農業が勝てば、東北勢初の優勝。一方、対戦相手の大阪桐蔭が勝てば、史上初となる2度目の春夏連覇。
 結果は、大本命の大阪桐蔭に軍配が上がりました。それでも、猛暑の甲子園に“カナノウ旋風”という一陣の風が吹いたことは、100回目の夏の記憶として多くの高校野球ファンの記憶に刻まれたのです。

   
 
来週のスポーツ伝説は……

  4月22日(月) プロ野球 松岡弘投手
  4月23日(火) プロ野球 伊東昭光投手
  4月24日(水) プロ野球 荒木大輔投手
  4月25日(木) プロ野球 池山隆寛選手
  4月26日(金) プロ野球 石井一久投手
                       
                        お楽しみに!!
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