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1月13日 |
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クレー射撃・2分の1の代表を目指す 石橋良重選手 |
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今週は『クレー射撃』を取り上げます。
空中に飛び出す素焼きの皿をショットガンで撃つ競技、クレー射撃。
日本クレー射撃協会の会長を務める衆議院議員、麻生太郎氏は1976年モントリオール五輪に、クレー射撃スキート種目の代表として出場しています(41位)。
北京五輪では、クレー射撃のトラップ種目で、日本の女子がひとつの代表枠を持っています。
現在、代表候補は二人に絞られており、そのうちのお一人、石橋良重さんにお話をうかがいます。
山本:クレー射撃のトラップってどんな種目ですか?
石橋:横一列に5台の射台があって、そこから前方15mから放出されるクレーを撃つ競技です。
一枚のクレーに対して2発以内に撃たなくてはなりません。
山本:この競技の面白さはどんなところですか?
石橋:よく「クレーを撃つとストレス解消になりますか」と聞かれますが・・・
私にとっては極度の緊張感でそれどころではありません。
でも、口から心臓が飛び出しそうなほどの緊張感が競技の面白さでもあります。
山本:競技を始めたきっかけはなんですか?
石橋:父親が趣味でクレー射撃をやっていたので、私にやらせたかったようです。
二十歳になって銃刀法の免許をとって競技を始め、それ以来、11年になります。
山本:それまではどんなスポーツを?
石橋:少林寺拳法をやっていました。共通点といえば、冷静な判断力が必要なところでしょうか。
少林寺で鍛えた精神力は役立っているかもしれません。
山本:いつ頃からオリンピックを目指すようになりましたか?
石橋:競技を始めて一年くらいで、運良くワールドカップに出ることができたんです。
でも、惨敗して世界のレベルを思い知らされました。
と同時に、世界の舞台で勝ちたいと思うようになったんです。それからですね。
山本:ふだんの練習はやっぱり射撃場で撃つんですか?
石橋:はい。都内には射撃場がないので、私は週に2〜3回、群馬や静岡の射撃場に行きます。
費用ですか?一日練習すると交通費を含めて4〜5万円ほどかかるので経済的に大変です。
山本:今後、北京までの予定はどうなるのでしょう?
石橋:まもなくオリンピックの選考会が始まります。最終的に4月に派遣選手が決定しますが、
それまではトレーニングと選考会をかねたいくつかの大会に出場します。
山本:オリンピックで石橋さんの名前が聞かれることを期待しています。
石橋:ありがとうございます。
山本:お忙しいところありがとうございました。
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