リポビタンDプレゼンツ スポーツリアルトーク

今週のゲストは?
前回のゲスト バックナンバー

【ビーチバレー・浦田聖子(うらた・さとこ)選手】 2011年1月31日(月)〜2月4日

夢に向かってチャレンジするアスリートをクローズアップ!
今週のゲストは、来年のロンドンオリンピックを目指すビーチバレー・浦田聖子選手です。インドアバレー時代のお話から、ビーチへの転向のきっかけ、そしてオリンピックへかける思いについてお伺いしました。


佐賀県出身、現在30歳。
インドアバレーボル時代、NECレッドロケッツで2度の優勝を経験。
2002年にビーチバレーに転向。
2007年ジャパンツアーお台場大会、全日本女子選手権で優勝
現在は、西堀 健実選手とのペアで
来年のロンドンオリンピックを目指しています!!




バレーボールと出会ったきっかけは?
→小学生の時、体を動かすことが大好きで、バレーボールチームに入りました。でもその頃は、お遊び程度と言うか・・・隣のコートでやっている、かっこいいバスケ部の男子を見てたりしてました(笑)

その時の身長は?
→小学6年生で、168センチでした。

中学ではバレーの名門校(共栄学園)に入学
→実は、バレーの名門って知らなかったんです。東京デビューしたい!!そんな気持ちで地元千葉の中学ではなく、東京の中学を受験しました。そうしたら、たまたまバレーの名門校でビックリしました。

名門中学、練習は厳しかったですか?
→全国レベルの子たちが入部。基礎を知らないのは私くらい。私は回転レシーブと聞いて「え?何?それ?」と困り果て、でんぐり返しをしちゃったほどでした(笑)


憧れの東京デビューは、出来たんですか?
→朝から遅くまで練習、練習。それにバレーボール部の規則で、髪の毛は刈り上げ。おしゃれどころでは、なかったですね(笑)

その時、辞めようとは思わなかった?
→辞めたいという気持ちはなかったです。先輩たちが全国大会で活躍している姿を見て、いつか自分たちも!という気持ちでいました。

壁、挫折は?
→インドアのバレーから、ビーチバレーに転向した時です。

ビーチバレーに転向した理由は?
→社会人のバレーボール部に入部した時、どんなに辛くても、3年間はインドアのバレーを続けようと思っていました。そして節目でもある3年目に、ビーチバレーのプロチームを作るという話を聞いたんです。インドアで目指していたオリンピック出場と言う夢、やっぱり叶えたい、そのために別の選択肢があるのではないか!そんな想いで、ビーチバレーの世界に飛び込みました。

ビーチバレーの世界に飛び込んでみて、いかがでしたか?
→インドアの時は寮生活。そして移動のチケットの手配などもすべてチームのスタッフの方がやってくれていました。でもビーチは違う。独り暮らしをはじめ、チケットの手配も、コーチを選ぶことも、すべて自分の責任でやらなくてはいけない。最初、それが一番大変でした。

プレイでの違いは?
→インドアとビーチ、同じバレーボールでもまったく違う競技でした。私、こんなにバレー出来なかったっけ?って思うほどでした。ビーチは自然との戦い。砂の上でジャンプ出来ない、走れない。毎日吹く風も違う。ボールのコントロールも毎日変わる。そして一番の違いは、チームが2人ということ。想像以上に大変なところに来てしまったと思いました。

ビーチバレー、辞めたいと思ったことは?
→私の夢は、オリンピックに出場すること。前回の2008年、北京オリンピックに出場出来なかった時、もう辞めようかと思いました。

やめなかった理由は?
→家族や友達、他のアスリートの方と話しているうちに、私はまだ、やる尽くしていない!まだやれるんじゃないか!と考えるようになりました。でも気持ちの整理がつくまでには、かなり時間がかかりました。季節は夏から冬に変わっていました。

大きな夢、目標は?
→来年のロンドンオリンピックです。悩んでいた時からあっという間の2年。本当に早いです。

オリンピックに出場するための条件は?
→世界ランキングで16位以内に入ること。もしくは大陸枠に選ばれること。だから日本で1位になったからと言って出場出来るというものでは、ありません。そのためにワールドツアーに出場して、たくさんのポイントを稼がなくてはいけません。

ワールドツアー、どれくらいの国を回られるんですか?
→だいたい20ヵ国くらいです。1ヵ国1週間、終わったらまた次の国へ行き、試合をします。友達からは色んな国に行けてイイね!と言われるんですが、旅行ではないので大変です(笑)

ロンドンオリンピックを目指すため、西堀健実選手とペア結成されましたね。
→オリンピックに出場したい!!という気持ちが、私と同じくらい強いのが西堀選手です。2人とも目標は同じ、でも性格は違うんです。西堀選手は思ったこと、感じたことを直ぐに口に出し、行動に移すタイプ。私は時間をかけて悩んでしまうタイプ。だからチームのバランスは、とれていると思います。


政井マヤ
パーソナリティ:
政井マヤ
メキシコ生まれの元フジテレビアナウンサー。フジテレビ時代には、スーパーニュース、ワッツ!?ニッポンなど情報番組を主に担当。2007年3月に俳優の前川泰之さんと 結婚、女児を出産。2008年からスポーツリアルトークのパーソナリティを務めている。
On Air Time
ニッポン放送
(月)〜(金)17:32〜17:37