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【大リーグ、テキサス・レンジャーズ建山義紀投手】2011年2月14日(月)〜18日(金)

夢に向かってチャレンジするアスリートをクローズアップ!
今週のゲストは、今シーズンからメジャーに挑戦する大リーグ、テキサス・レンジャーズ建山義紀投手です。野球をはじめたきっかけから、学生時代の苦悩と努力、そして夢の舞台、メジャー挑戦についてお伺いしました。


大阪府出身、1975年生まれの現在35歳。
松下電機を経て、1998年ドラフト2位で日本ハムファイターズに入団。
2004年、最優秀中継ぎ投手を受賞、2006年にはチームの日本一に貢献。
そして今年、大リーグ、テキサス・レンジャーズに入団しました。



野球との出会いは?
→小学校3年の時に、自宅のポストに少年野球チームの勧誘のチラシが入っていたんです。面白半分で試験を受けに行ったら、思いのほか好成績を収めることが出来て、それで調子に乗ってチームに入っちゃいました。

少年野球、楽しかったですか?
→野球そのものというよりは、礼儀などをしっかりと教えてくれるチームだったので、いい勉強になりました。

中学では地元の名門チーム、大東畷ボーイズに入団
→全国大会で優勝するほどの強豪チームだったので、ピッチャーも大勢いて試合にあまり出られませんでした。中学3年生の時に、監督のアドバイスで投げ方をオーバースローから、アンダースローに変えました。変化球が良く曲がるようになり、なんとか試合で使ってもらえるようになりました。その時の監督のアドバイスがなかったら、プロになっていなかったかもしれませんね。

最大の努力は?
→高校を卒業して入学した、スポーツの専門学校時代です。目立って名前を売ってプロなり社会人野球のチームに入らなくてはならない。そのために野球漬けの毎日、振り返って専門学校の2年間は、野球しかしてなかったですね。

建山投手は、壁、挫折、感じやすいですか?
→感じやすいです(笑)中でも一番の挫折は、大学に進学できなかったことです。もう野球を続けられないのではないか?という、焦りと不安がありました。ちなみ上原(ボルチモア・オリオールズ)と同じ高校、同じ野球部だったんですけど、僕と上原、2人合わせて4つの大学、落ちてます(笑)でも、今考えてみると普通に大学に入学していたら、のほほん、と4年間を無駄に過ごしていたと思います。専門学校の時代があったから、今の僕があると思います。

プロに入ってからの挫折は?
→2007年のシーズン、チームは2連覇。でも僕は怪我。怪我が完治せずに焦りから投げてしまい、また怪我。負のスパイラルに陥り、結局その年は二軍暮らしでした。考えてみれば、前年度優勝し、僕もそれなりに活躍。少し天狗になっていたのかもしれません。この年ずっと二軍にいて、しっかりと自分を見つめ直すことが出来ました。

今年からメジャー挑戦ですね!
→最高峰の舞台に立つチャンスをもらったので、思う存分、暴れてきたいと思います。

メジャーリーグは、いつ頃から意識していたんですか?
→同い年の選手(ボルチモア・オリオールズ上原投手/ミシシッピ・ブレーブス川上憲伸投手)の活躍している姿が刺激になりました。

メジャーに行くにあたって高校の同級生、上原投手に相談されたんですか?
→何度かメールで相談したんですが、彼(上原投手)は基本、無視する傾向があるので(笑)先日、注意しときましたが。だから別の同級生、川上投手に相談のメールをしました。彼はすぐ返信してくれました(笑)

英語は?
→英語の勉強、してるかしてないかと言ったらしてません(笑)4月になったら通訳がいなくなってしまうのです。まあ、そうしたらしゃべらなくてはなりませんね(笑)

政井マヤ
パーソナリティ:
政井マヤ
メキシコ生まれの元フジテレビアナウンサー。フジテレビ時代には、スーパーニュース、ワッツ!?ニッポンなど情報番組を主に担当。2007年3月に俳優の前川泰之さんと 結婚、女児を出産。2008年からスポーツリアルトークのパーソナリティを務めている。
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