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【女子100メートル・ハードル・城下麗奈(じょうしたれな)選手】 2011年3月7日〜11日

【女子100メートル・ハードル・城下麗奈(じょうしたれな)選手】
夢に向かってチャレンジするアスリートをクローズアップ!
今週のゲストは、去年のアジア大会に出場した女子100メートル・ハードルの、城下麗奈選手です。ハードル競技との出会いから、挫折と努力、そしてロンドンオリンピックにかける思いについて、お伺いしました。

1986年、神奈川県出身の現在24歳。
昨年のアジア大会には、日本代表として出場。
そして現在は、来年のロンドンオリンピックを目指しています。


陸上競技と出会ったきっかけは?
→母のすすめで、中学の時に陸上部に入りました。子供の頃から足だけは速く、運動会が唯一の晴れ舞台でした(笑)

すぐに頭角を現したんですか?
→それが・・・すすめられて入った陸上部だったので、やる気がなく幽霊部員状態でした。

陸上競技にのめりこんでいったのは、いつごろ?
→陸上部時代に、練習もしてないのに大会で優勝していたので、これはマジメに練習したら、もっと速くなるんじゃないかということで、これまた親のすすめで地域の陸上クラブに入ったんです。そこから陸上競技を本格的にやるようになりました。

ハードルをはじめたきっかけは?
→最初は100m、200mなど短距離をやっていました。高校生になってスランプに陥った時に、コーチが提案してくれたのがハードルだったんです。

最大の努力は?
→大学2年と3年の時に、2年連続、同じ日(3月22日)に疲労骨折をしました。自分がいるはずのレーンが空いていて・・・それをスタンドから見て、泣きました。その時に辞めず復帰に向けて頑張ったのが最大の努力だったと思います。

2年連続、同じ日、なんだか怖いですね
→毎年、3月22日は怖くなります。逆に3月22日を過ぎると、その一年が頑張れるような気がします。

最大の挫折は?
→去年の広州アジア大会、予選での転倒です。転びながらも予選を通過し決勝に進出することが出来ました。そして予選を終えて決勝に向けて準備している時に、怪我をしていることに気付きました。もしも決勝のレースに出たら、選手生命は終わると言われました。私の人生の最大の目標がアジア大会の決勝に進出することでした。私は歩いてでも決勝に出たかったんですが、個人としてではなく、日本代表として出場していたので、泣く泣く棄権しました。

プライベートのお話を。城下選手と言えばヘソピアスが有名ですよね
→ピアスを開けたら人生が変わるっていうじゃないですか!怪我をした時に人生を変えたくって開けました。当時怪我をしていたので、私がヘソピアスをしても、そんなに目立たないだろうと思っていたんですけど、物凄く注目されてしまって。でも目立つことが大好きなので、開けてよかったと思います。ピアスを開けて目立って、結果が悪いと叩かれますよね。でもそれもチカラに変えたいと思っています。

日々、どんなスケジュールなんですか?
→朝7時からコンビニのアルバイトをして、その後、練習します。だから夜の10時には寝ます。夜遊びはしません(笑)

これからの夢は?
→広州アジア大会での怪我を早く治して、レースに出ることです。

そして来年はロンドンオリンピック!
→そうですね・・・(笑)私は近い目標を立てて、それの積み重ねで夢を叶えていくタイプなので、まずは怪我を治してレースに出場する。オリンピックはその後です。広州アジア大会の時には、会場が大きく、物凄く楽しかったんです。だからもっと大きな会場、オリンピックで走ったら楽しいだろうなあと思っています。





政井マヤ
パーソナリティ:
政井マヤ
メキシコ生まれの元フジテレビアナウンサー。フジテレビ時代には、スーパーニュース、ワッツ!?ニッポンなど情報番組を主に担当。2007年3月に俳優の前川泰之さんと 結婚、女児を出産。2008年からスポーツリアルトークのパーソナリティを務めている。
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