先日、埼玉県熊谷市で観測史上最高の
４１.１度を記録し、日々の熱中症対策が叫ばれています。
そこで、今回は帝京大学医学部付属病院・
高度救命救急センター長で熱中症に関する委員会の
委員長も務められている三宅康文先生に
熱中症についてお聞きしました。
暑いところにいた後に症状が起こったら熱中症だと思っていい。
例えば、
「手足が痺れる」
「 頭がぼーっとする」
「 気持ちが悪い」
「体がだるい」
とにかく仕事でもスポーツでも暑いところに
長くいないことが予防の第一位。
そのためには、何回も言われていますが、
できるだけ水分を摂ること。麦茶とかお水でいい。
大量に汗をかく人は塩分をとること。
スポーツドリンクは糖分が入っており、
大量に飲めるためオススメ！
夏場は家の中でも室温が上がってくるため、
エアコンを使わないと徐々に体調を崩して
熱中症になるので注意が必要。
もし、まわりで熱中症になってしまった人がいたら、
「大丈夫ですか？」と声をかけてあげて下さい。
いつもと反応が違った場合は１１９番すること。
意識がしっかりしていれば涼しい場所にうつして、
水を自分で飲ませてあげて下さい。
誰かが飲ませてしまうとむせてしまいます。
まだまだ暑さは続きそうです。
常に熱中症対策は心がけておきましょう。
