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サンデー早起キネマ『ジョン・デロリアン』

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先週から、番組でご紹介した作品をブログでもご紹介しています!

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズでタイムマシーンのベースになり、世界的に有名になった車 “デロリアン(DMC-12)”。
この伝説の車を作った男の驚くべき真実を描いた『ジョン・デロリアン』

車に詳しい方はもちろんご存知でしょうけど、私は“デロリアン”が人の名前だとは知りませんでした(~_~;)

身長は193cm、仕事と美女を愛し、派手なセレブ暮らしをしていたデロリアン。

しかし、彼の理想と夢を注ぎ込んだデロリアンが生産されたのはたった3年半。
自ら立ち上げた自動車メーカーも倒産してしまったのです。
なぜでしょうか?

 

舞台は1977年のカリフォルニア。
パイロットのジム・ホフマンは、ドラッグの密輸がばれてFBIに拘束されてしまいます。情報提供者になることで告訴を免れたジムは、家族とともに新居に引っ越し、近所の豪邸に住むジョン・デロリアンと出会います。リッチでオープンなジョンとのご近所づきあいに浮かれるジムでしたが、憧れはいつしかやっかみに変わり…FBIから大物情報を求められたジムは、ジョンをターゲットにした“おとり捜査”を持ちかけます。果たしてデロリアンは、まんまとおとり捜査の罠にはまってしまうのでしょうか?

自動車業界の革命児の華やかな半生と複雑怪奇な事件を描いたこの作品。
ジョンとジムという2人の男を軸に、1970年代のアメリカの空気感が見事に再現されています。

デロリアンを演じたリー・ペイスは、天才エンジニアとしてのカリスマ性ともろさや愚かさをさらけだす人間味という二つの顔を巧みに演じています。
写真をご覧頂くとわかるように、本当にカッコいいですよね。

さらに、コメディー畑で活躍するジェイソン・サダイキスが演じるジム・ホフマンは食えないヤツですよ~。

最後の最後、エンディングが好きです!

はたしてジョン・デロリアンは偉人か詐欺師か?成功者か落伍者か?
今明かされるアメリカンドリームの光と影を体現した男の驚愕のミステリー。
波乱万丈な人生があなたの胸を熱くしてくれます。

 

『ジョン・デロリアン』

12月7日(土)、新宿武蔵野館ほか 全国順次ロードショー
公式ホームページ:http://delorean-movie.jp/
© Driven Film Productions 2018

監督:ニック・ハム
出演:リー・ペイス、 ジェイソン・サダイキス 、 ジュディ・グリア 、 マイケル・カドリッツ
2018年 アメリカ / 113分 シネスコ / 5.1ch デジタル 原題:DRIVEN / 日本語字幕:種市譲二
配給:ツイン

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