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鉄拳さんパラパラ漫画ならぬ動画で登場!映画『家族のはなし』

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『ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町』では、毎週、とっておきの映画のご紹介とチケットなどをプレゼントしていますが、番組ではご紹介しきれない面白い映画も沢山あります。
そこで、番組のこのブログ『サンデー早起キネマ』で少しずつご紹介しています。

今回は、パラパラ漫画でおなじみの鉄拳さん原作の『家族のはなし』


原作のパラパラ漫画は、2013年に信濃毎日新聞の企画として発表されました。
第17回「アジア太平洋広告際」でフィルム部門・プレス部門をW受賞し、“涙が止まらない”とネット上や各所で話題になりました。
鉄拳さんは、映画にもアートディレクターとして参加、映画のために書き下ろしたパラパラ漫画と実写映像がコラボするという新たな試みに挑戦しています。
これが味があってとっても素敵なんです。

この映画を一言で表すなら「家族は、面倒くさい幸せだ。」
チラシの真ん中に書いてある言葉が全てだと思います。

たまに実家に帰ると「あれ食べて、これ食べて、たくさん食べて」
メールや電話では「風邪ひいてない?」「困ったことない?」
本当にありがたくて嬉しくて大好きなのに…時々、ちょっと面倒くさいな…と思ってしまうことが誰にでもあるのではないでしょうか?
「家族は面倒くさい、でも、幸せなんだ!」
そんな気づきをくれるあったかい映画です。

長野県でリンゴ農園を営む優しい両親とその一人息子・拓也。
子供の頃のある挫折をきっかけに自分の進むべき道を失った彼は、上京し親から仕送りを受けながら、大学生活の傍らバンドに熱中、プロを目指すようになります。
うまく行きかけてはつまづくことを繰り返す自分に苛立ち孤立していく拓也は、田舎でリンゴを大切に育てている父親を、いつしか疎ましく思うようになっていました。
何もない田舎で同じことを繰り返しているつまらない人間だ!と。
八つ当たりする息子を何も言わず笑顔で受け止める父。
そんなある日、夢破れて久しぶりに帰省した拓也は、父親が大好きだった頃の自分と出会います。
「お父さんのリンゴ美味しいよ。」
わがままで身勝手な自分を黙って支えていてくれていた家族、惜しみなく注がれていた愛情に気づいた拓也にささやかな奇跡が…。

『家族のはなし』の公開に先駆けて、原作者の鉄拳さんにインタビューすることができました。動画インタビューシリーズ第2弾です!!
パラパラ漫画のこと、映画のこと、創作の源…いろんなお話を伺うことができました。
そうそう、おでこの文字は自分で書いたんですって。
「鏡文字!レオナルド・ダビンチかっ!」と思わず突っ込みたくなりました。
鉄拳さんが描くパラパラ漫画にもお人柄がよく出ていますが、実際にお会いしても本当に優しい素敵な方でした。
では、その模様を、どうぞ、ご覧下さい!

『家族のはなし』
11/23(金・祝) イオンシネマにてロードショー!(一部劇場を除く)
配給:KATSU-do
 Ⓒ『家族のはなし』製作委員会

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