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関西経済連合会会長、松本正義さん「働く女性を支援しないと、日本の経済力の活性化は難しい」

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9月22日(日)の放送では 関西経済連合会会長、松本正義さんをお迎えして「女性の働き方」についてお伺いしました。

松本  入社試験なんかでも女性の受け答えは、しっかりしています。
    かえって男性の方が、何を言っているのか分からない人が多い。
    いま社会が女性を後押ししてますよね。だから頑張る!
    頑張っている女性が増えて、男性は影が薄くなってしまった。

自見  相対的に見るとってことですね。

松本  私の会社でもそうですが「女性ゆえに」という差別なんて
    まったくありません。「能力」で鑑定していきます。
    ところが10年前や15年前は優秀な女性でも
    結婚して辞めていく人が多かった。
    いま、役員で女性の方があまりいないんです。
    これから、やる気のある女性が残ってきています。
    私の感覚だと今後、5年、10年で日本の社会は変わってきます。

自見  そのような女性たちが、時に出産などのライフイベントの中で
    どのように、継続して勤務していくのか?という課題があります。
    育児サポートはどのようなことをされてるんですか?
    
松本  私の母親が働いていたということもあって。
    社長になってから、色々なことを行うようにしました。
    例えば「育児休業」。働き方改革では2年ですが私共では3歳まで。
    そして「短時間勤務制度」は
    お子さんが小学生6年生終了まで継続してやろうと。
    それから「時間外労働の制限」も小学生6年生までにするなど
    様々な取り組みをして女性を支援してきました。
    女性を支援しないと、日本の経済力の活性化は難しいです。

自見  最後になりましたが、この番組のタイトルは
   「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」です。
    番組を聞いている「子育て中のママやパパ」にメッセージ、
    お願いします!

松本  私も経験してきましたが、子育て中の「パパやママ」は
    仕事もあるし大変です。
    ローンもあって経済的にタイトな方が多いと思います。
    だけれども知恵を働かせて、色々な情報を集めて
    どうしたら「子育て」を出来るのか。
    また愛情をこめて、子供との対話を忘れずに
    お子さんを育ててほしいです。

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