昨年2015年の「第41回ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」報告

2015年 第41回「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」は2015(平成28)年11月2日(月)から翌年1月31日(日)をキャンペーン期間とし、7,351万9,502円もの浄財を頂くことが出来、無事に終了致しました。
ニッポン放送でのキャンペーンの核となったのは、12月24日の正午から24時間、V6のみなさんをパーソナリティに行った生放送の番組です。

V6のみなさんはこの年、活動20周年を迎え、記念の年の活動となりました。
このミュージックソンはV6のヒット曲に因んで「大切なのは”愛なんだ “」をテーマに、
V6のメンバーそれぞれが体験取材で感じた周りへの思いやりの「愛」
募金をしていただいた方々の、募金に対して込めた「愛」
目の不自由な方にまつわるエピソードで気付く,支える人々への「愛」
V6に20年間、「愛」をもって支えてくれた人々への「愛」
ミュージックソンに40年間応援し続けてくれた人への「愛」・・・
さまざまな「愛」を番組を通じて紹介していきました。

V6のみなさんにはそれぞれ、
盲学校の運動会の見学
盲導犬や白杖を使っての歩行、
ブラインドサッカーやグランドソフトボール体験、
目が見えない状態での食事などにチャレンジ、
視覚障害の子供を持つお母さんと語らう など、
「目が不自由なこと」を身をもって体験し、理解を深めた上で番組に臨んでいただくとともに、
24時間の番組の中でメンバーそれぞれがレポートを行いました。

音楽でも、
★筑波大学附属視覚特別支援学校中学部・高等科の生徒達が、楽器を演奏してV6と「愛なんだ」を歌うコラボ
★V6メンバーによる、目の不自由な方にまつわるストーリーの朗読と、ゲストの生の歌によるコラボ(ゲスト:森山良子、ゆず、さかいゆう)
★V6によるクリスマス・スペシャルライブ
★エンディングで筑波大附属視覚特別支援学校小学部の児童とV6が一緒に  「WAになっておどろう」を合唱
など、「愛」を伝える24時間となりました。
放送を行ったニッポン放送地下2階の”イマジン スタジオ”は深夜を除き、募金を受け付ける場所としても一般に公開したところ、放送中のV6のみなさんを励ましに、列が途切れることなく多くのリスナーが集まり、ニッポン放送界隈の路上には入場を待つ行列がいくつも出来ました。

イマジンスタジオにやってきたゲストのみなさん(出演順・敬称略)
大竹しのぶ、さかいゆう、中田久美、萩本欽一、森山良子、名取裕子、斉藤由貴、
ゆず、笑福亭鶴瓶、オードリー、大林素子、研ナオコ、加藤健人(ブラインドサッカー日本代表)、岩本輝雄(元サッカー日本代表)、中村知春(女子ラグビー日本代表)、岡村隆史、アルコ&ピース、Rihwa、Czecho No Republic、山口良一、増田太郎(全盲のバイオリニスト) 、中野泰志(慶應義塾大学教授)、高嶋ひでたけ(ニッポン放送パーソナリティ)、榊原郁恵、Little Glee Monster、磯山さやか

 

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第41回ラジオ・チャリティ・ミュージックソンでは全国で 73,519,502円の浄財が集まりました。

このうちニッポン放送では、集まった募金により、関東甲信越地区に、全日本交通安全協会を通じて19基の音の出る信号機を、全国盲学校校長会を通じ、教育機器として埼玉県の塙保己一学園ならびに長野県立長野盲学校に、それぞれ立体コピー機 を1台ずつ、日本点字図書館に声の図書の整備一式を、それぞれ贈ることができました。

 

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塙保己一学園と長野盲学校

 

募金をお寄せ下さったリスナー、V6や出演ゲストのファンのみなさま、
募金にご協力いただいたご協賛、ご協力、ボランティアの各企業、商店、諸団体のみなさま、
取材にご協力いただいたみなさま、ご出演くださったゲストのみなさま、チャリティオークションにグッズをご提供いただいたみなさま、
その他番組、キャンペーンにご協力頂いた全てのみなさま、
本当にありがとうございました。
ここに第41回ラジオ・チャリティ・ミュージックソンのご報告と併せ、厚く御礼申し上げます。
「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」のキャンペーンはまだまだ毎年続いていきます。
引き続き、ご協力、ご支援をいただくとともに、周りの人たちへの思いやり、理解のこころを育んでいただけますようお願いいたします。

40年の歴史に対し、第41回放送文化基金賞を受賞しました

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2015年7月、「長年にわたるチャリティ番組の実施」に対し、ニッポン放送をはじめとする全国ラジオ・チャリティ・ミュージックソン実行委員会が、『第41回放送文化基金賞・放送文化< 個人・グループ部門>』(公益財団法人放送文化基金主催)を受賞いたしました。
http://www.hbf.or.jp/awards/article/41_hbfprize#s2-1
ラジオらしいコンセプトと、全国各局が同じ趣旨で募金を募りつつも、それぞれに番組を企画、制作しながら地域に根ざした活動を行っていることが高く評価され、受賞につながりました。
このキャンペーンに長年関わることで、番組制作者のみならず、総出で関わっている全社員にとっても他者理解促進、思いやりの気持ちを育む良い機会ともなっています。

 

 

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