昨夜の月、ご覧になりましたか？
なんでも円周が最大に見えるスーパームーンと、皆既食の赤い月、ブルームーン（１ヶ月に２度目の満月の意味）とが重なるのは１５２年に一度のことだそうです。
フルートのレッスンを終え、帰路に着いたのが２１時少し前。
私は、すでに部分月食が始まったお月さまを追いかけながら、お月さまが欠ける部分食、影がかかって赤くなる皆既食、通常の光の満月にもどる深夜頃まで、お月さまの表情を夢中で追っていました。
オトのハコブネのみんなに「今日は月食ですよー」なんてメールを送ったら
「観てるよー＾＾」と返事が。
今はスマホもあるし、すぐ共有できるのがいいですね。
観ている場所はそれぞれでも、みんなで同じ月を見上げていることに繋がりを感じます。
目に焼き付けておこう、とパーカッションの多久郎さん。
１５２年前の同じ月を観ていた人たちも、こうやって皆で眺めていたのでしょうか。
魔法のラジオは旧暦をひもときながら、旧暦に則って季節ごとのお話をお届けしているわけですが、魔法のラジオが始まってもうすぐ丸２年。私自身も暦の元になっている「月」の存在を大きく意識するようになりました。
昔の暦、二十四節気や七十二候、雑節、節句、、、、。
先人たちの知恵を知ることで、今、我々が大切にしてゆくべきことが見えてくるように思います。四季の移り変わりに目を向け、自然に寄り添って、健やかに生きていきましょうね。
いつも月を眺めながら思うのは、やっぱり大切な人のこと。
どうしているかな、元気にしているかな、など。
大切な人が穏やかに過ごしていること、
それを知ることができたら、、、私にとって一番嬉しいことです。
この満月がどんどんかけ、新月になったらいよいよ旧暦のお正月がやってきます。
（２月１６日）
スタジオにて放送作家の小川康弘さんと。
魔法のラジオ、おかげさまで第１００話目（２月２５日放送）を収録しました！
これからもより良い番組をお届けできるようスタッフ一同邁進いたします。
今後ともどうぞご愛聴くださいませ。
