放送時間:毎週日曜 14:30~16:00

二冠へ!エポカドーロ・藤原英昭調教師

皐月賞馬・エポカドーロを管理する藤原英昭調教師の記者会見

 

Q:最終追い切りを終えていかがですか?

月賞終わって予定通り順調に来ました。ほっとしています。

大舞台に向け順調というのが一番ですね。

 

Q:皐月賞を振り返ってください

未勝利戦を勝った後、皐月賞がずっと頭にあって最大の目標で来ました。

展開も向いてくれましたし、狙い通りに良い結果出たなと安どはしましたね。

本当は逃げたかったんですけど、

色々戸崎騎手と相談して馬込みで競馬をしたこともなかったので、ああいう展開はラッキーでした。

スプリングSでもああいう競馬で抜け出してくれたので見ていて安心感はありましたね。

さすがに今回はダービー、18頭。

ああいう(皐月賞のような)競馬にはならないと思いますから色んな工夫が本当は必要だと思います。

期間も短いですからあまり馬にストレスをかけるのも…というところで難しい調整ではありますね。

 

Q:早いうちから素質の片りんは感じていましたか?

どういう競馬をするのかというところで、種牡馬がオルフェーヴルですから凄く興味と期待はありました。

新馬戦は手探りで見てましたけど、未勝利戦の時は、やはりオルフェーヴル(産駒)だなと感じました。

そこはオルフェーヴルに賭けてみましたね。

 

Q:中間の調整は?

皐月賞が勝ちに行っていますから、その後どうなるか馬次第でした。

1~2週間(様子を)見てダービーに向けて馬も元気になってきましたので、良いパフォーマンスできるかなという確信はできましたね。

一週前は岡田騎手が乗って、追走して最後ゴール板を併走という形で現状の調子がどうかというのが一番の見極めの目的でした。

皐月の前と変わらず、元気で動けていると確認できて目的通り調教できましたね。

 

Q:追い切りの指示は?

ある程度やるのか、抑えるのか、ずっと馬と会話しながら悩んでいたのですが、やろうとおもえばナンボでもできる。

それが馬にとって良いのか、本番で能力が発揮できるのか、馬とずっと相談しながらやってきて

今日はじっくり行って直線で併せて、一番の目的というのはゴール過ぎてどれだけ元気で馬がサッといけるのか見たかった。

そういう調教でした。

見た目よりも岡田騎手がどういう感覚か重要だったのですが、ジャッジは良かったので見た目と一致しているなと感じました。

ここで勝つ負けるというよりも馬がいかに体調良く元気でダービーに出走できるかが重要な点ですから、

そういう意味ではよかったと思います。

 

Q:2400メートルという距離は?

2400となるとやってみないとわからない点はありますがオルフェーヴルですからね。期待はしてます。

お母さんも気になりますよ。血統だけじゃなくて道が詰まってずんぐりしていますから、非常に難しい戦いになるのではないですかね。

左回りも課題です。輸送は難解もやっていますが左回り、東京、大歓声の中というのは課題・不安はありますよね。

 

Q:相手関係はどう捉えていますか?

皐月賞とはまた違う能力を発揮してくる馬が沢山いるでしょうね。

ただ相手関係よりもエポカドーロの力をいかに発揮させるか、その一点だと思います。

 

Q:理想の展開は?

色んなパターン頭に浮かんでいるんですがそんな簡単にかないでしょう。やはり枠順が決まってから並びを見て…。

そう簡単ではないですよね。

 

Q:エイシンフラッシュでダービーを勝たれていますが、ダービー勝利の味わいとは

競馬サークルの中では一番の目標レースですから。勝たせて頂いてエイシンフラッシュ並びに関係者には感謝しています。

そういった感謝をもう一回したいなというところと、それに携わる方々を喜ばせてあげたいというのが根底にはあります。

そういう意味では日本一のレースですし、気合は入っています。

 

Q:ファンにメッセージをお願いします

皐月賞を鮮やかに勝たせていただいてダービーに駒を進めるというのは、そんなに簡単ではですけど二冠を取れる唯一の馬ですから。

スタッフ一同、ダービーに向けてあと何日かですけど頑張っていきますので応援よろしくお願いします。

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