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東京五輪でメダル獲得を狙う上山容弘選手が明かすプレッシャーとの付き合い方とは?

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今回のゲストは
トランポリンでロンドンオリンピック5位入賞、
日本のトランポリン界のエース
上山容弘選手です!




今回は、 上山さんの『相棒』「こだわりの用具」に迫りたいと思います!
上山さんにとっての相棒は・・・?


−持ってきて頂いたものが、ショボく見える…。
上履きと足袋を合体させたようなもの。?
用途としてはバレエシューズに近いようなものですね!

−これがトランポリンシューズ?
トランポリン自体、そんなに用具が無いんですよね!
身に付けるものがそんなに無いので!
ウェアは体操と同じようなウェアなので!
実際、用具というのは靴下か、
このトランポリンシューズくらいですね。

−どこが大事?
背面がゴムで出来ているんですよね!
底がトランポリンの跳躍面と接地している部分が滑らないんです!


−机に押し付けて、押そうとしてもビクともしない!
極端な話で言えば、机とか一般的な物の上より
トランポリンの跳躍面って滑りやすいんですよ!
網目状になっているので、接地面が少ないので滑りやすいんですね!
ちょっとの滑りが命取りにもなるので、
だからこそ滑らない方が良いんです!
理想を言えば、裸足が1番良いと思うんですよ!
ただ、トランポリンのルール上、裸足では飛べないので!
安全性も鑑みてということなんですけど、
もし網目に足が入ってしまったら、大きな怪我になってしまいますし、
見た目的にもあんまり良く無いので…。

−他に選択肢は?
一応、このデンマークのメーカー以外にも、
ドイツ製のものもありますし…!
日本でもトランポリンシューズではなく、
体操シューズとして作っているものがあるんですけど、
体操シューズは硬くて、うまく足首が伸びなかったりとかするので、
結果的にデンマーク製のトランポリンシューズに
行き着いたという感じですかね。

−このシューズが他より優れている理由は?
ドイツ製のものは、底が少し厚手になるので、
足の裏の感覚が鈍くなってしまうんです!
それでも素足の時と感覚は多少変わってしまうんですけど、
比較的素足に近い感覚で飛べると僕自身は思っているので、
使い心地が良いという感じですね!


そんな上山さんに、金子がより突っ込んで聞いていくコーナー!
『金子の深堀り!』

-最高位が5位、あと2つメダルまで上げなければならない!手応えは?
そうですね!自分がこれから研ぎ澄まさなければいけないところは、
重々承知していますし、そこを研ぎ澄ましてピークを東京五輪に!
まだ東京五輪の出場が決まったわけではないんですけど、
そこにピーキングを合わすことが出来れば、
おのずとメダルの獲得が見えてくると僕自身は信じてます!


-トランポリンのピーキングってどうやって作っていく?

もちろん人それぞれだと思うんですけど、
僕の場合はやり込まないとピーキングが合わない!
(一度やり込みすぎて怪我をしているが、)
そこは体だとの対話をどれだけ大切にできるか!
同じ轍を踏まない為にも、一回経験していることが、
僕にはアドバンテージになってるんじゃないかなとプラスに捉えてますね!

-オリンピックを過去に経験している選手でも、
地元開催は産まれて初めて!ピーキングは難しくなる?
トランポリンに限らず、
他の全競技の選手がピーキングは難しくなる…!
もちろんホームアドバンテージみたいなものはあるんですけど、
それ以上にプレッシャーももちろんかかりますし!
ただプレッシャーのかからない試合なんて無いんですよね!
そのプレッシャーとどう上手く付き合うか!
プレッシャーがないって思うのは不自然じゃないですか?
感じているので!
そのプレッシャーを受け入れる体勢を自分の中で作ってあげる、
もしくは周りがサポートしてあげることが出来れば、
アドバンテージしか残らないんじゃないかと思いますね!

-トランポリンのアドバンテージって?
時差がないことじゃないですかね?
移動時間がない!
そういったことが1番ホームアドバンテージになるんじゃないかなと思いますね!


-競技によっては、どこでやっても変わらないというものもある!
トランポリンは?

そういった意味では、
トランポリンは変わらないですね!
自分の実力以上のことが出ないですし、
実力以上のことをやろうとしてしまうとリスクしかないので、
良い事が何もないんですよ!日頃のルーティーンをいかに出来るかが、
1番重要になりますね!


そんな上山さんが今でも忘れられない言葉、大きなチカラになった言葉とは?
『 本気でトランポリンをやる。』

ここれは小学校6年生の時の話で、
初めて世界年齢別大会というものに出て、
カナダのカムループスというところで行われて、そこに行ったんですね。
はじめての英語、海外の雰囲気、外国人の方を見て、
カルチャーショックを受けたんですね。
その状況の中で、競技をやらなきゃいけない中、
本番になったら頭が真っ白になったんですね。
派手に失敗してしまって。
僕の父親がコーチをやってくれていて、
試合にも付いてきてくれたんですけど、失敗した時に涙が出なかった、
悔しさがわからなかったくらい、頭が真っ白になったんですね。
その後、観客席に戻って、父親と話すくらいに、物凄く悔しかったんですよ。
それで父親に「本気でやるか?」と聞かれて、
僕は「本気でやる」と答えたんですね。
そこからトランポリンの事しか考えなくなりましたね。


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